オフラインでも安全なPC利用を可能「ZENMU for PC」、バージョン5.0にアップデート
ローカルデータを無意味化してPC盗難によるデータ漏えいを防止
ZenmuTechは1月21日、データの無意味化によるオープン・セキュリティー・インフラストラクチャー「ZENMU」のWindows版ソフトウェア「ZENMU for PC」の最新バージョン5.0を発売した。
ZENMU for PCはPC上のデータを無意味化し、一片を別の媒体に保存。PCの盗難や紛失による情報漏えいを防ぐソフトウェア。 最新となるバージョン5.0では秘密分散アルゴリズムを刷新。仮想ドライブへのアクセス速度を向上しているほか、安全性をそのままに外部ストレージへの分散片の大きさを2KBから半分の1KBとしている。
分散片はUSBメモリーやBluetooth接続のスマホ、社内の共有サーバーなどに保管できるが、データサイズを小さくすることでデータトラフィックを軽減できる。また、さらに今後は分散片を新たな無線通信やウェアラブルデバイスなどへ保存するといった利用も期待しているという。