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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第598回

猫が突然乗ってきた! 不意の膝猫はスマホがベスト

2019年02月15日 09時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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猫撮影でスマホのほうが撮りやすいシチュエーション

 知らない街を街をぶらぶら歩いてると、たまに地域猫が集まるスポットに出会うことがある。具体的な場所は書かないけど、そんなスポットのひとつを3年ぶりに訪ねてみた。普段の行動範囲からはずれてると、なかなか再訪できないからね。

キジトラが膝の裏を抜けて出てきたところ。どうやって撮ったの? と聞かれそうだけど、伸ばした右手に持ったiPhoneで自撮り。2019年2月 アップル iPhone XS

 ぶらぶらと寄り道しながら記憶を辿って(というのは嘘で、iPhoneで撮った写真はどこで撮ったか地図でわかるので、それを頼りにいくわけだが)いく途中、道路脇に待機してるキジトラがいた。

マンションの駐車場、塀の陰にちょこんと座ってたキジトラを発見。脅かさないよう、ちょっと遠くから撮影。2019年2月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 待機ってのも変だけど、そんな感じである。おどかしちゃいけないなと、ちょっと離れたところに座り、望遠レンズで狙いを定めたら、向こうもこちらに気づいてむくっと起き、ああ逃げちゃうかな、悪いことしたかな、と思ったら、なんとこっちへとことこと歩いてくるではないか。

腰を落として低い位置から撮ろうとしたらいきなりこっちへ歩き始めてびっくり。なんか喜び勇んでやってくる感ありますな。2019年2月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 誰か遊んでくれる or 食べ物をくれる人を待ってたようで、すぐ横の道をただ歩いている人には目もくれない。人に慣れてる猫はそういうところがあるので、無闇に近寄らず、いったん腰を落として様子を見るってのは有効な手ですよ。

すぐ横へ来たので撫でてやりつつカメラを向けたら、にゅうと首を伸ばしてカメラ目線。カメラが気になったらしい。2019年2月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

あえてリアカメラで撮影する

 このキジトラ、わたしの膝に座るでもなく、横に座るでもなく、腰掛けている足の周りをぐるぐる回ってる。まとわりついてくれるのはいいのだが、わたしは写真を撮りたい。いくらミラーレス機とはいえそれなりに重いハイエンド機であるからして片手で動き回る猫を捉えるのは大変。レンズの長さも加味すると猫との距離を確保しづらい。

 つまり、こういうときちゃんとしたカメラは向かないわけで、例によってiPhoneの出番である。インカメラに切り替えて画面を見ながら撮るとラクなのだが、往々にしてスマートフォンのカメラはインカメラの方が画質が悪い。画素数は多くてもそれ以外の、レンズやセンサーサイズやAF性能やそういった基本性能はリアカメラの方がしっかりしてるので、できればそっちで撮りたい。

 どうするか? こうする。画面はどうせ見えないので、ガシっとつかんじゃってOK。そしてレンズを自分側に向けて右手(左手でもいいけど)を伸ばす。

右手でiPhoneを持って左手のOM-Dで撮ってるのでちょっと無理な体勢だけど、まあこんなイメージです。親指でシャッター
左手で撮るときはこんな感じ。人差し指を音量ボタンにかけるように持つ

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