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「なんばDIY祭り」開場待ちが出るほどに自作PC好きで大賑わい!

2019年02月09日 12時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトラ ハッチ

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立ち見も続出!毎回人気のトークセッションは、「AMD with ジサトラ」で開幕

 ブースの人気も高かったのだが、やはり目玉となるのはトークセッション。各メーカーの中の人による新製品情報、裏話といったものが聞けるとあって、どの回も立ち見が出るほどの人気となっていた。

 登壇したメーカーは、AMD、ASRock、NVIDIA、MSI、ASUS、サムスンといった堂々の顔ぶれ。独自にプレゼントが用意されていたりと、会場に集まった人なら聞かなければ損といっても過言ではない内容となっていた。すべての内容を紹介することはできないが、いくつか紹介しておこう。

 一番手となったのはAMD。CESでも紹介されていたというAMD社の歴史から始まり、最新の「RADEON VII」の話題として、7nmでの製造ということや、HMB2メモリーを16GB搭載しているといった点が紹介されていた。また、ライバルとなるNVIDIA「GeForce RTX 2080」との性能比較など、ユーザーの気になる点も公表。さらに、多くの人が気になっている「ZEN 2」についても言及し、今年の中頃に第3世代Ryzenが登場するとのことだった。

 じゃんけん大会のプレゼントとして用意されたのは、日本未発売のAPU「A6-9500E」、M氏提供の「CPU入れキーホルダー」、週刊アスキー最新号。特にAPUは日本ではまず手に入らないということで、コアなファンにとっては垂涎のアイテムとなっていた。

トークの前に、レアな「A6-9500E」を含むじゃんけん大会を開始。用意した景品の半分を最初に、残りを最後にプレゼントしていた

トークはAMDの過去の栄光から。1GHz到達や、x86の64bit化はAMDが最初だといったような話が続いた

RADEON VIIの大きく変わったポイントを解説。7nmとなることで、HMB2メモリーの容量が増やせたとのこと

 12時から始まったASRockのセッションでは、「変態による変態のための最新製品紹介」として、製品3つが紹介された。特に注目度が高かったのが、mini-STXフォームファクターを採用したミニPCベアボーンの「DeskMini A300」。

 インテルCPUを使うDeskMiniシリーズはすでに発売されているが、新しくAMDのAPUに対応したモデルが出るということで、AMDファンにとって見逃せない内容となっていた。このほか、堅牢なマザーボードとして新しく登場した「STEEL LEGEND」、チップセットにB365を採用しつつも、独自にUSB3.1 Gen 2コントローラーを搭載した「PHANTOM GAMING」シリーズなどが紹介された。

発売間近ということもあって、とくに注目されていたのが「DeskMini A300」。トークでも最初に取り上げられていた

DeskMini A300の電源回路には高品質部品が使われているとのこと。スペックを見ても、ビデオカードが挿せない以外はタワー型PCに負けていない

新シリーズとなる「STEEL LEGEND」のマザーボードも紹介。こちらも電源回路に高品質部品を採用するなど、タフな作りとなっている

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