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編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2019年初頭編】 第1回

ゲーミングスマホやスライド式カメラのような個性派も

グーグルPixelか、ファーウェイMate 20 Proか! 人気SIMフリースマホ全紹介【ハイエンド編】

2019年01月27日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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ゲーマーに完全特化の究極マシンはオプションにも注目!
ASUS「ROG Phone」

 「ゲーミングPC」に続き、「ゲーミングスマホ」と呼ばれるジャンルが、海外では立ち上がりつつある。ASUS「ROG Phone」は、その国内初と言ってもいい製品だ。

ゲーマー向けらしい精悍な外観。LEDによるイルミネーションも美しい

 ゲーマー向けの性能としては、まずはオーバークロックされた2.93GHz動作のSnapdragon 845がある。これもただ単にクロックを上げるだけでなく、ゲームプレイ中に安定して高クロックで動作できるように冷却機構が徹底的に強化されている。

 本体側面に用意された端子経由での機能拡張も本機の特徴。製品には外付けクーラーが標準で付属。これを装着することで、高熱になりがちな、充電しながらでのゲームプレイのほか、ヘッドフォンのケーブルがプレイに邪魔にならない位置に来るという工夫もある。また、同じく側面には超音波センサーのボタンがあり、トリガーキーのように使うことができる。

脱着可能なクーラーが標準で付属。側面にはゲームで使えるボタンが

 また、オプションの周辺機器には2画面ドック(ゲームをプレイしながら攻略情報をチェックしたり、動画配信のコンソールを開くことなどが可能)、外部ディスプレーやUSBキーボード/マウスを接続できるドック(PCライクな操作感でプレイが可能に)、本体と一体化できるコントローラーなどが用意されている。

ROG Phoneを2画面のゲーム機にするドックも用意されている

 そのほかのスペックは、18:9の6型有機EL、8GBメモリー、512GBストレージ(!)、12メガ+8メガカメラ(イン8メガ)、4000mAhバッテリー、Android 8.1など。基本性能ももちろん高いが、やはり本機は真のゲーマー向けのスマホだろう。

筐体の美しさも特徴的なOPPOの最新機「R17 Pro」

 2018年初頭の国内参入に始まり、なんと7機種ものスマホをリリースしたOPPOだが、その最新主力モデルがこの「R17 Pro」。最大の注目点は外観から一目でわかるインパクト大なデザインと美しさだ。

美しいグラデーションとデュアルカメラが特徴のOPPO「R17 Pro」

 特にミストグラデーションと名付けられたカラバリについては、縦に青と紫で色が分かれるという仕様になっている。背面の素材はガラスの透明感を持ちながら、指紋が目立ちにくい処理になっている。

6.4型有機EL+水滴型ノッチの組み合わせで、画面が広い

 スペックは、19.5:9の6.4型有機EL(1080×2340)、Snapdragon 710、6GBメモリー、128GBストレージ、12メガ+20メガカメラ(イン25メガ)、3700mAhバッテリー、3700mAhバッテリーなど。Snapdragon 710はAntutu 7の点数が15万点台半ばということで、ハイエンド級とはやや差があるが、実利用的には十分なもの。指紋センサーはディスプレー内蔵型。DSDV対応でVoLTEはau/ソフトバンク網で利用できる。なお、R15 Proとは異なり、FeliCaや防水には対応していないので注意してほしい。

画面内指紋センサーを搭載

 カメラは夜景での強さと、OPPO製スマホで共通の「簡単に誰でも撮れて美しく残せる」という点が売りとなっている。

スライド式カメラに90%超えのディスプレー領域
まさにフラグシップ機、OPPO「Find X」

OPPO「Find X」

 OPPOが、欧州市場参入時に看板モデルとしてリリースしたのが、この「Find X」。スライド仕様のカメラ部分により、画面占有率はなんと93.8%。前面のほぼ全部がディスプレーという特異な存在となっている。

 そのカメラは、アプリをオンにしたり、顔認証が必要な場面でスッと素早く出てくるので違和感がない。この機構は30万回の稼動に耐え、塵などの混入も防ぐ仕組みになっているので、一般的な利用期間では問題ないとされている。

 そのほかの性能ももちろんハイエンド級。CPUはSnapdragon 845、8GBメモリー、256GBストレージ、20メガ+16メガカメラ(イン25メガ)、3400mAhバッテリー、Android 8.1など。DSDVにも対応する。生体認証は3Dでの認識に対応した顔認証が利用できる。

普段は収納されているカメラが、必要な時だけ出てくる

 価格は約12万円と高価で、手が出しにくいのも確かだ、OPPOの技術を見せつける、まさにフラグシップ的な存在だ。

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