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弥生オンラインで確定申告を時短する方法

確定申告はもっと楽になる! 最新機能をフル活用しよう

2019年01月25日 11時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: 弥生

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同じ内容を繰り返し入力するときは、「同じ取引を続けて登録」や「よく使う取引」機能を使うと便利

同じ取引内容はコピーして入力作業を省力化

 ここからは、「やよいの青色/白色申告 オンライン」で効率よく取引入力をするコツを紹介します。

 経費で入力する取引の内容は、だいたい決まっているので、同じ内容を何度も入力するのは面倒ですよね。家賃や通信費など、毎月定額の経費は「かんたん取引入力」の画面で「同じ取引を続けて登録」にチェックをつけて登録するとラク。前に登録した内容がコピーされるので、取引日の日付を書き換えるだけで済みます。

 金額が変わるものに関しても「電気代」「JR乗車券」「ゆうパック送料」など、繰り返し入力する内容を「よく使う取引」に登録しておくと便利です。検索窓にキーワードの一部を入力すると、取引名の一覧が表示されるので、クリックするだけで「取引欄」に入力できます。

2018年10月に6年ぶりにフルモデルチェンジした最新モデル「ScanSnap iX1500」。標準添付の「名刺・レシートガイド」を利用することで、小さなサイズのレシートも安定して搬送できます

 大量のレシートの処理には、ScanSnapなどのドキュメントスキャナーを使って取り込むのもいい方法です。この場合も、レシートが科目と月別になっていると取り込まれたデータの確認がしやすく作業がはかどります。

銀行やクレジットカードと連携して帳簿付けを自動化

 事業用に使っている銀行やクレジットカードは、連携機能を使うと便利です。取引の明細が自動でもれなく取り込まれて、科目もAIが設定してくれるので、入力の手間がかかりません。事業用のクレジットカードを用意して、経費をすべてキャッシュレス支払にすれば、取引入力の完全自動化も可能です。

 使い始めたばかりのうちは、AIが希望と異なる科目を選択することもありますが、使えば使うほどにAIが学習して間違いは少なくなります。

収入の入力もサービス連携で自動化

 経費だけでなく、収入の入力も自動化が可能です。請求書作成サービス「Misoca」と連携すれば、請求書の発行のタイミングで、「売掛金」として帳簿に自動で取り込まれます。

 また、売上の件数が多い販売業はクラウドPOSレジと連携すると、売上を自動で取り込むことができるので、日々の帳簿付けから解放されます。

口座情報管理アプリや各種POSレジサービスとの連携に対応

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