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JAXAと共同で実施した学生向けの課題解決型教育プロジェクト

日本HP、火星の暮らしをテーマにした教育プロジェクトが経済産業大臣賞を受賞

2018年12月20日 19時50分更新

文● 市川

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 日本HPは12月19日、学生向けプログラム「Project MARS -Education League JP-(以下、Project MARS)」が、経済産業省主催の第9回「キャリア教育アワード」で経済産業大臣賞(大賞)を受賞したと発表。キャリア教育アワードは、国が企業や経済団体による教育支援の取り組みを奨励する表彰制度としている。

HP Mars Home Planetプロジェクトサイトから

 Project MARSは国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で実施した、学生向けの課題解決型教育プログラム。火星での人類100万人の暮らしを科学的根拠に基づいて設計する国際的プロジェクト「HP Mars Home Planet」と連携しているという。

 全国から104チーム410名の高校生、大学生、大学院生、高等専門学生、専門学生が参加。火星での暮らしというテーマに対し、各分野の専門家との交流や多様なメンバーとの協働、3Dモデリングなどのテクノロジー活用によってアイデアを創出・発展し、視覚的に理解しやすいプレゼンテーションの実施までを総合的に学んだ。

 9月に開催したJAXA筑波宇宙センター特別公開のイベント「火星に創られた100万人の未来都市を体験しよう!」にて、4チームのコンセプトをVR化した作品を一般公開。公開されたVR作品は同社のショールーム「Customer Welcome Center」でも体験できる予定とのこと。

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