シグマのニューレンズ「56mm F1.4 DC DN」
の発売が待ち遠しすぎた!
いやあ、いい買い物をしました。11月22日に発売されたシグマのレンズ「56mm F1.4 DC DN」。製品が発表された瞬間「これ、猫撮りによさそう」と思って発売を待ってたのである。レンズの発売をワクワクしながら待つって久しぶり。買ったのはマイクロフォーサーズ用。
近くの猫はアップで、離れた猫はそれなりに撮れるほどほどの望遠で、背景がきれいにボケる明るいレンズで、レンズ自体がコンパクトで(デカいレンズだと警戒する猫がいるのだ)、そのうえ価格も4万3000円ほどと手頃。
買ったら早速試し撮り兼猫散歩。ふと路地を見たらエアコン室外機の上で寝てる猫がいたので、すぐ近くの路肩にバッグをおろしてレンズを箱から出して装着してたら、そのぷくぷくした猫ったら「なんだなんだ?」って様子でこちらへとことこと近づいてきたのである。
そしてわたしがレンズの装着やセッティングにもたもたしてたら……、撮るなら早くしてよ、とあくびしやがってくれたのでありました。ふぁああ。
カメラ的な話をすると、晴天下でF1.4という絞り値で撮影使用とすると、シャッタースピードが1/10000秒とかそんな超高速になるのだけど、わたしが使っているE-M1 Mark IIは電子シャッターに切り替えると1/32000秒まで上げられるので、晴天下でも絞り開放で撮れるのだ。
で、AFも速いのでアクビの瞬間のフォーカスも逃さない。この猫、とてもぷくぷくと肥えてて、足下にすりすりしてくるわ、撫でようが何しようが逃げないわで人なつこいにもほどがあるというレベル。指を差し出すと頭をこすりつけてきてくれる(冒頭写真)。
この距離でちゃんとピントが合うとは良すぎ。しかもボケ方も滑らかだし。何よりコンパクトなので右手でカメラを構えたまま左手で猫と遊ぶってことが気楽にできるのがいい。
しばらくすると、路肩の段差を利用してポーズまでとってくれたのだった。これは這いつくばらねばってことで、地面すれすれにカメラを置いて撮影。くつろぎっぷりを楽しんでやってください。

この連載の記事
-
第834回
デジカメ
100円ショップで買った猫用おもちゃに“飛びつく瞬間”をいろいろ撮ってみた -
第833回
デジカメ
前回に引き続き、新型iPhone登場前に「iPhone 14 Pro」で撮った猫写真をお蔵出し! -
第832回
デジカメ
もうすぐ新型登場!? の前に「iPhone 14 Pro」で撮った”スマホでこそ”の猫写真を振り返った -
第831回
デジカメ
後継機種の登場が待ち遠しい、愛用のソニー「α7C」でカッコいい猫写真を撮る -
第830回
デジカメ
ソニー「α6700」の進化した高速AFは猫の不意な動きもばっちり捉えてくれる -
第829回
デジカメ
屋外で室内で! 真夏の“昼寝猫”を最新のソニー「α6700」で撮ってみた -
第828回
デジカメ
今回も猛暑の中、日陰で過ごす真夏の神社猫を這いつくばって撮ってきた -
第827回
デジカメ
猛暑の中、熱中症に気をつけながら毎夏恒例の“にゃつバテ猫”を撮ってきた -
第826回
デジカメ
透明な背面が光りまくる最新スマホ「Nothing Phone (2)」で猫と遊んできた -
第825回
デジカメ
2023年上半期、新登場のミラーレス一眼やオールドコンデジで撮った猫写真を振り返ってみた -
第824回
デジカメ
高級タワマンと古い家屋がないまぜの住宅街で出会った「港区猫」をぶらり撮り - この連載の一覧へ