MacBook Airとの組み合わせで驚きの速さ!
速度を測ってみよう。MacBook Airと組み合わせての使用を想定して、ローカルに保存した3533枚のJPEGファイルを転送して、転送が終わるまでの時間を計測するというテストをした。
データ量は、フォルダー2個に格納されているJPEGファイルの合計で22.62GB。P600 USB3.1 Gen2 Type-C、P800 Thunderbolt 3 Type-Cの速度をグラフにした結果が以下だ。
実測値はP600 USB3.1 Gen2 Type-Cが2分48秒、P800 Thunderbolt 3 Type-Cが40秒。いずれも良好な成績だが、特にP800 Thunderbolt 3 Type-Cは圧倒的に速く、動画や画像の受け渡しが頻繁に発生するなら、ぜひ購入したくなる品質だ。
AmorphousDiskMarkでも性能チェック!
ストレージの性能チェックで定番の「CrystalDiskMark」のmacOS版「AmorphousDiskMark」でも計測した。
AmorphousDiskMarkは、CrystalDiskMarkの製作者の了承を得て制作された、CrystalDiskMarkに限りなく近い昨日とインターフェースを持ったmacOS用ソフトウェアだ。
まずはこちらの結果を見てほしい。MacBook Airの内蔵SSDの計測結果だ。グラフは上からNCQ(Native Command Queing)を適用したシーケンシャルアクセス、NCQを適用したランダムアクセス、シーケンシャルアクセス、ランダムアクセスとなっている。MacBook Airに内蔵されているSSDの性能の高さが分かる結果だ。
上の図が今回試用した製品の計測結果。左がP800 Thunderbolt 3 Type-C、右がP600 USB3.1 Gen2 Type-Cだ。P800 Thunderbolt 3 Type-Cは平均的に結果が良く、項目によってはMacBook Airの内蔵SSDすら上回っている。
大量のデータのやり取りが発生するカメラマンやデザイナー、編集者、動画や音楽の制作者といったクリエイター職のほか、ひんぱんに大容量データのバックアップをとる人には特におすすめしたい。
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