COMPUTEXでの発表から待ち望んでいたあのスマホ、ついに日本上陸!
ジサトラハッチ断言! ASUS「ROG Phone」は即買いのゲーム最強スマホ
2018年11月16日 16時00分更新
ROG Phoneのゲーミングスマホとしての凄みは
ゲームをより快適に楽しめる環境に徹底的にこだわっている点
ジサトラハッチが即買いと語るうえで、単純な性能だけで判断しているわけではないのは言うまでもない。「ゲーミングスマホを名乗るなら、快適プレイの機能は必須」ということで、よりゲームを快適に楽しめる装備や、ゲーム好きであることをアピールできるギミックの数々も大きな理由だという。
まず、どんな環境でも最高のゲーム体験を後押しする豊富な周辺機器。詳細は後述するが、ここまでの周辺機器が揃ったスマホはほかに無い。
本体上部のタッチ式のトリガーキーの操作が極めて快適
そしてサバイバル系TPSやアクションゲームをプレイするうえで注目なのが、横画面でLRボタンに相当する操作が可能になるAirTriggerだ。本体側面の超音波センサーをボタンとして使えるもので、ボタンには仮想タップの位置を設定できる。
たとえばTPSやFPSなら、射撃やアクションボタンのタップ位置を登録しておくと、両手親指で移動と照準合わせをしながら、AirTriggerのLRボタンを人差し指で押して同時に射撃もするといった、より快適なプレイが可能になる。
ハッチは、これまでは遊ぶゲームによって、スマホの持ち方や指のかけ方を工夫してきたというが、AirTriggerがあればそういった苦労からはおさらばできそうだ。また、操作内容を記録して繰り返し再現できるマクロ機能も用意されている。こちらは繰り返しの操作が必要なゲームで役立ちそうだ。
モードを切り替えるとイルミネーションが美しく光る!
ディスプレーやサウンドにもこだわりが
“ゲーミング”と名乗るからには、カラーイルミネーションも欲しいところ。もちろんROG Phoneも背面にイルミネーションライトの「Auraライト」を搭載している。なんと、クーラーファンにも搭載するこだわりようだ。
このほか、ホーム画面の「G」アイコンから起動できるGame Centerより、Auraライトのカスタマイズはもちろん、各ゲームでオーバークロックのXモードを利用するか、メモリーを解放するかといった詳細を設定できる。
ハッチがテストしているときに気づいた細かな点では、「有機ELディスプレーが完全な平面なので、曲面形状やノッチがあるスマホとは違ってゲームに没入しやすい!」という部分。また画面の明るさについては設定でゲーム中に変えないよう固定できる。
ステレオスピーカーは両方とも前面搭載なので、指で音を塞いでしまうこともない。dtsX対応の迫力ある音と振動を楽しめた。音ゲープレイヤーにはサウンドで遅延が生じないために必須と言える、ヘッドホン端子も当然ながら搭載している。
ハッチが気づいたROG Phoneの最大のこだわりが
端子の位置の絶妙さ
さらに「ここ重要だから必ず紹介したい。普通のスマホではあまり考えられてないし、レビュー記事でも触れられないから」とハッチが強調していたのが、端子の位置。
ROG Phone本体の底面にUSB Type-C端子とヘッドホン端子を搭載するほか、横持ちでもケーブルが邪魔にならないように、本体側面にも独自の拡張端子と並んで、やはりUSB Type-C端子が用意されている。クーラーファンを装着した場合は、側面のUSB Type-C端子の隣にヘッドホン端子も追加されるというこだわりが見られた。ゲーム中に邪魔になりがちなケーブルの問題が生じないようになっているわけだ。
一般のハイエンドスマホは、先進性を示すためにさまざまな特徴を加えるが、純粋にゲームでの利便性を考えると、微妙な機能追加や端子の廃止も見られる。ROG Phoneはあくまでゲームを中心に置き、確実に楽しめるかどうかに注力した、こだわりの製品となっている。
言うまでもないことだが、ハイエンドスマホとして
普段使いでもまったく不満が生じない基本性能
本体の説明では最後になったが、もちろんスマホとしての基本性能もしっかりしている。背面には指紋認証センサーのほか、デュアルカメラを搭載。画質重視の1200万画素カメラと、超広角120度撮影の800万画素カメラという構成だ。インカメラも800万画素のものを搭載する。
内蔵バッテリーは4000mAhで、ゲームを遊びすぎなければ1日以上は持つ。重量は約200gと他社のハイエンドスマホと実はあまり変わらない。冷却重視のゲーミングスマホと考えるとむしろ軽いといっていいだろう。