大幅強化でスキルの追加やClova Friends Dockでの家電コントロールが可能に!
可愛いだけじゃなく、使える相棒に進化したClova Friendsシリーズ
2018年10月29日 11時00分更新
大幅強化で楽しく便利になった「Clova Friends」シリーズ
アスキー読者のなかには、すでにスマートスピーカーのある生活を満喫している諸兄も多いと思うが、2018年に入ってから、LINEのスマートスピーカー「Clova Friends」シリーズが大幅に強化されているのをご存じだろうか。
まずはミニサイズのClova Friends miniが発売開始。より可愛らしく、机の上などにも置いておきやすくなった。
そして、Clova Friendsの発売当初より噂されていた「Clova Friends Dock(赤外線リモコン)」(以下、Clova Friends Dock)の発売。ついにClova Friends、Clova Friends miniでも家電の操作が可能になった。
さらにSDKが公開され、オリジナルスキルを開発できる環境が提供されるようになり、今後できることが飛躍的に増えていく可能性がでてきた。もちろん、すでに新しく追加されたスキルもたくさんある。
我が家ではブラウンモデルのClova Friends miniを利用しているのだが、これらの新機能や新アイテムが追加されてから、かなり楽しく、利用範囲が広がったので、その使い勝手や便利さをお伝えしていこう。
Clova Friends Dockの導入は簡単!
まずは、Clova Friends Dockの導入の仕方から。
Clova Friends Dockは、Clova Friendsシリーズとは別売の赤外線コントロール機能が付いた黒い円形のユニットだ。
これを自分のClova Friendsシリーズで利用するには、スマホアプリの「LINE Clovaアプリ」で連携させる必要がある。
LINE Clovaアプリの右上にある歯車のアイコンをタップし、設定メニューを表示。ここから、「ホームIoT設定」を選択する。続く画面で「IoT家電を登録する」をタップ。
表示されたサービスの中から、「Clova Friends Dock」を選択。
画面の指示にしたがって、Clova Friends Dockの背面にある電源接続ポートの横のリセットボタンをピンなどを使って5秒以上長押しすると、前面にあるLEDが2秒間隔で点滅する同期待ち受け状態になる。「次へ」をタップして次の画面へ。
ここでまず(1)の「端末の設定メニューへ移動」を選び、スマホの設定アプリを開き、Wi-Fi接続メニューから、「FRIENDS_DOCK_XXX」(XXXは各Dockの固有ナンバー)を選択し、スマホとClova Friends Dockを直接Wi-Fiで接続する。
今回はiPhoneを利用したiOS上での設定法を例にしているが、Androidではこの時点で、アプリ上で16桁の数字のパスワードを入力する画面が表示される。
LINE Clovaアプリに戻って(2)の「次へ」をタップし、自宅のWi-Fiルーター情報を入力して設定完了。しばらく待つと、そのスマホと連携しているClova Friends、あるいはClova Friends miniをClova Friends Dockが認識し、連携してくれるようになる。意外と簡単に認識、設定できるので、こういった機器に疎い女性などでも特につまずくことなく利用開始できるだろう。
(注: Wi-Fiは2.4GHz帯のみの対応で、パスワードは32文字以内に設定しておく必要がある。)
Clova Friends Dockを充電台として利用
Clova Friends Dockでできることは主に2つ。ひとつはColva Friends、Clova Friends miniの充電台として。もうひとつは、赤外線リモコン機能を利用した家電コントロールだ。
充電台として利用する場合、Clova Friendsは、本体の底面に設けられた電極を通し、Clova Friends Dockに乗せるだけで充電状態になる。一方、Clova Friends miniには底面の電極が設けられていないため、Clova Friends Dockの底面に収納されている接続ケーブルを引き出し、Clova Friends miniの下部にある充電用のUSB Type-Cポートと接続する必要がある。
充電用ポートの横にある充電ランプは、電池駆動時には白く点灯しているが、充電中には緑色に点滅する。