このページの本文へ

最新技術に触れられる「AWS Digital Innovation Lab」も同時オープン

スタートアップとデベロッパーを支援する「AWS Loft Tokyo」開設

2018年09月20日 07時00分更新

文● 大河原克行

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アマゾンジャパンおよびアマゾン ウェブ サービス ジャパンは、東京・目黒の目黒セントラルスクエアに新オフィスを開設。10月1日にオープンする予定のスタートアップ・開発者向けスペース「AWS Loft Tokyo」や、AIやIoT、VRなどを活用したイノベーションを実践する「AWS Digital Innovation Lab」の様子も公開した。

17階のAWS Loft Tokyo

スタートアップと成長してきた企業だからこそ、スタートアップを支援

 AWS Loft Tokyoは、スタートアップ企業やデベロッパーなどに対して、AWSを活用するためのさまざまな支援を行なう拠点だ。

 アマゾン ウェブ サービス ジャパン スタートアップ事業開発部プリンシパルマネージャーの畑浩史氏は、「AWSは、スタートアップ企業に最適なITインフラストラクチャープラットフォームだといえる。すぐにサーバーを立ち上げ、必要なリソースを確保できるだけでなく、AWS自らがスタートアップ向けの支援プログラムを用意。さらに、スタートアップを支援する専任チームもある。AWSはスタートアップとともに成長してきた企業であり、スタートアップを支援するのか、しないのかという議論そのものがない」と前置きし、「AWS Loft Tokyoは、スタートアップやデベロッパーが学び、コーディンクし、交流し、挑戦をカタチにする場所を目指す」とする。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン スタートアップ事業開発部プリンシパルマネージャーの畑浩史氏

 AWS Loftは、世界各国で展開されており、常設型のPermanent Loftと期間限定のPop-up Loftに大別されるが、Permanent Loftは、2014年にサンフランシスコに初めて設置。次いで、2015年にはニューヨークに設置しており、今回の東京への開設は、世界で3番目となる。

AWS Loft Tokyoの様子

 畑氏は、「東京におけるスタートアップエコシスムが大きくなってきていること、日本のエンジニアやデベロッパーの技術水準が高いこと、さらに東京にスタートアップが集中していたり、スタートアップに対する政府機関などの支援体制も整いはじめたりといった背景がある。新オフィスの開設にあわせて、AWS Loft Tokyoの開設を決めたもので、目黒という立地は、スタートアップが集まっている渋谷、五反田、六本木にも近い」などとした。

 AWS Loft Tokyoでは、AWSアカウントを持っていれば、予約不要で、無料で使用できるコワーキングスペースのほか、常駐しているAWS技術者のアドバイスを、予約なしで、無料で受けられるAsk An Expertの利用や、毎週開催される各種イベントへの参加ができるスペースとして提供する。

AWS Loft Tokyoの受付の様子。AWSアカウントを持っていると利用できる

AWS技術者のアドバイスを予約なしで受けられるAsk An Expert

 「AWSアカウントだけで、17階のAWS Loft Tokyoに入れるようにしている。コーディングに集中したり、AWSの技術エキスパートのアドバイスを受けたりといったことができ、最新技術を学べるほか、仲間と出会うことができる各種プログラムも用意する」という。

 AWS Loft Tokyoのなかには、「CODE HAPPY」の文字が描かれているが、「これはサンフランシスコやニューヨークのAWS Loftにも掲げられているものであり、コーディングをハッピーにできるようにという意味のほか、スタートアップが成長してハッピーになること、このアプリを使ったユーザーがハッピーになるといった意味を込めた」とした。

先端技術に触れられるAWS Digital Innovation Lab

 同じく2018年10月1日にオープンするAWS Digital Innovation Labも公開した。

17階に設置されているAWS Digital Innovation Lab

 アマゾン ウェブ サービス ジャパン 技術統括本部本部長 技術統括責任者の岡嵜 禎氏は、「AWS Digital Innovation Labは、先端技術に触れられることができるラボ」と前置きし、「デモおよびハンズオンの体験や、プロトタイプをエキスパートとともに、一緒に開発できる環境を提供。コンセプトメイキングを支援するイノベーションスペース」と位置づけた。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン 技術統括本部本部長 技術統括責任者の岡嵜 禎氏

 アマゾン独特の手法を取り入れてアイデアを考え、アイデアを実現するための「デジタルイノベーションプログラム」、持っているアイデアの「実現イメージ」がわかない企業に対して、デバイスとクラウドを融合したプロトタイプを構築する「プロトタイビングプログラム」、技術を学ぶことができる「ハンズオン・ワークショップ」という3つのプログラムを提供。「世の中では、いかにデジタルトランスフォーメーションを進めるかといった点に関心が集まっており、機械学習やIoTなどの最新技術を使いながら、いままでにないビジネスプロセスやビジネスモデルを創り出したいと思っている企業が多い。だが、その一方で、どうやって実現するかがわからず踏み出せない企業も少なくない。最初の一歩を踏み出すための支援をする場所にしたい」と述べた。

 AWS Digital Innovation Labでは、現在、「動画を利用したオフィスIoT」、「ARによるメンテナンス業務の効率化」、「スマートファクトリーにおける異常検知」、「クラウドにおける動画のリアルタイム物体認識」など7つのソリューションのデモストレーションを可能にしており、今後、要望に応じて新たなソリューションを追加していくことになるという。

AWS Digital Innovation Labの内部の様子

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    TECH

    フォーティネットの「SSL-VPN廃止」 IPsec移行と脱VPN、それぞれの注意点を総ざらい

  2. 2位

    ビジネス・開発

    いますぐ捨てたいITサービスは? AI推しにそろそろ飽きてません? 情シスさんのホンネを「ゆるっとナイト」で聞いた

  3. 3位

    sponsored

    完全自動運転の実現へ、チューリングが開発基盤にGMO GPUクラウドを選んだ理由

  4. 4位

    ITトピック

    「AI導入で人員を減らしても収益は増えない」その理由/「専任情シス不在」中小企業の3社に2社/ユーザーアカウント流出が加速、ほか

  5. 5位

    ソフトウェア・仮想化

    「SaaSの死」の影響は感じない ― グローバル以上に好調な日本市場、ServiceNow鈴木社長が語る

  6. 6位

    Team Leaders

    Power AutomateでSharePoint APIを使う ― SPOリストを自動作成するフローを作ろう

  7. 7位

    TECH

    「蟻の一穴」となるリモートアクセスVPNの脆弱性 ZTNA/SASEはなぜ必要か?

  8. 8位

    エンタープライズ

    基盤も古いし、コードも酷い! そんなクエストにGitHub Copilotで試行錯誤しまくった「みんな」こそ最高

  9. 9位

    ソフトウェア・仮想化

    AIエージェントを野放しにしない ― ServiceNowは“AI司令塔”で自律とガバナンスを両立

  10. 10位

    ソフトウェア・仮想化

    日本の自治体がみんな使っている「ManageEngine」 IT運用のすべての課題解決を目指す

集計期間:
2026年05月14日~2026年05月20日
  • 角川アスキー総合研究所