ごきげんよう、アスキーのグルメ担当ナベコです。夏が終わりに向かうにつれ、飲食系メーカーからスイーツ系の新製品リリースが増えてきます。気温が下がる秋冬は甘いものの季節。そんな中、ダイドードリンコが「飲むケーキ」を発表しました。
ダイドーから「飲む和栗モンブラン」
「コクグランタイム 贅沢な飲む和栗モンブラン」
メーカー:ダイドードリンコ
買えるところ:自動販売機、通販など
発売日:9月3日
価格:124円前後
ダイドードリンコは昨年「飲むショートケーキ」こと「コク Grand time ふって飲む甘美なショートケーキ」をJR東日本のエキナカにある「アキュアの自販機」限定で発売して話題になりました(関連記事)。9月3日から登場する「コクグランタイム 贅沢な飲む和栗モンブラン」は飲むショートケーキに続く第2弾。
国産の和栗から作ったマロンソースに牛乳と北海道産生クリームを加えた、まろやかでクリーミーなコクのある味わいとのことです。
はたして本当に「飲むモンブラン」なのでしょうか。製品サンプルが手に入ったのでひと足先に飲んでみました!
「飲むモンブラン」を飲む
ちなみにモンブランは「山」をモチーフにしたフランス発祥のお菓子。最近だと、いちごモンブラン、かぼちゃモンブランなどバリエーションがありますが、定番はやっぱり「栗」です。栗が季節の食材なので、秋冬に食べたいスイーツとしても人気が高いそうです。
さて、ダイドードリンコのコクグランタイム 贅沢な飲む和栗モンブランは、原材料は、牛乳、乳糖、マロンソース、クリーム、食塩。カップに入れると、まさに栗のペーストを混ぜ込んだ乳製品といった茶色味がかかった色でした。
開栓時の注意は「軽く振り、少し待ってから」と缶に書かれていました。実際に開けてみたところ、液体にゼリーや固形物が入っているわけではないので、強く振る必要はありません。炭酸もないので、よっぽど慌てて開けなければ吹き出すことも少ないでしょう。
飲むモンブランは本当にモンブランの味がするのか。ケーキのモンブランを想像しながら飲んでみました。
甘~い! 口の中にミルキーさが広がってとろけてしまいそう。ミルクセーキのような滑らかな質感とクリーミーなコクの中に栗の味わいが。なるほど、クリーム系飲料にマロンソースを合わせると、モンブランの上にのった栗のペーストと生クリームを一緒に食べている味わいに近く、確かに飲むモンブランになります。
クリーム系の甘さと栗の風味はどこか懐かしくて優しい気持ちになれました。とても濃厚で、飲んだあともモンブランの幸福感が続きます。ポッカサッポロに「プリンシェイク」という製品がありますが、それにも共通するひたすらスイートな味わいです。
ケーキのように甘い飲料
私としては、栗のペーストやスポンジの質感も表現してほしかった、というのはあります。前回の「飲むショートケーキ」がスポンジを寒天で表現していたのに対して、今回の飲むモンブランの質感は均一になめらかでした。意外性こそありませんでしたが、実際に飲むとなるとスムーズに喉を通せるのでいいのかも。
とにかく糖度が高いので、甘いものが欲しい時にいいでしょう。ケーキは仕事しながらなかなか食べられませんが、缶飲料なら自販機に売っているので手軽に買えて、例えばパワポで会議の資料をつくりながらでもゴクゴク飲めます。
なお、カロリーは100gあたり51kcal。容量185gなので、1缶飲み切ると94.35kcal。ふつうにモンブランを食べるとカロリーは300kcal前後(例えば、ドトールの「イタリア栗のモンブラン」は269kcal)なので、モンブランを食べるよりかは低カロリーです。
モンブランを飲みたい、と思った時にいかがでしょうか!

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