先日、まだ暑い夕刻に住宅街の公園のベンチの隅に猫がにゃつバテしておりまして、人なつこい猫には見えなかったのだけど、その横に座らせてもらっても逃げる気配がない。
おお、なんとかわいいやつ、と思って頭をボリボリと掻いてあげたのが冒頭写真。
気持ちよさそうにしてくれたので調子に乗って撫でてたら、途中で「もういいや」って体でベンチを降りて遠くへ行っちゃったのだった。
まあそんなもんです。
こんな感じで、近づかせてくれる猫がいたら撫でたくなるのだけど、そのときのコツをひとつ。
猫を撫でるときは頭頂部近くや耳の後ろから首筋辺り、さらにアゴの下が基本なのだが、まず最初にアゴの下を狙うのがよし。
頭を撫でるには、手が上から下に動く。猫としてみれば、目の前に上方からいきなりデカい手が出てくるのである。
よほど撫でられ好きならともかく、普通はちょっと怖がるよね。だからちょっと警戒して頭を後ろに動かしたり、目をつぶったりする。警戒モードに切り替わって後ろに下がる猫もいる。
猫好きとしてはそういうのは避けたい。
だから正面から撫でるときは、手を下の方から近づけ、アゴの下を狙うべし。
経験上、その方が猫は警戒しないのである。
こんな感じだ。
ちなみにこれはiPhoneで撮影。ついつい右手で猫を撫でにいってしまったのである。そんなときは、左手だけでも撮れるスマホの出番なわけだ。
左手で撫でると、空いた右手で撮れるので、コンパクトデジカメやミラーレス一眼ならなんとかなる。猫を撫でながら撮りたいときはその辺も大事。
中にはもうごろんと転がって「好きにしていいよ」って猫もいて、そんなときは遠慮せず。

この連載の記事
-
第913回
デジカメ
フィルム時代を彷彿とさせる最新ミラーレス「OM-3」とコンパクトなレンズは猫撮りによく似合う -
第912回
デジカメ
シグマの「BF」はシンプルでカッコいいだけでなく猫撮りにもいいし、心なしか猫の表情もいい -
第911回
デジカメ
3000mmは望遠過ぎた! 125倍ズームのコンデジ、ニコン「COOLPIX P1100」で猫をドアップで撮影 -
第910回
デジカメ
たまに見つけるとうれしい! なかなか出合うことがない屋根の上でくつろぐ猫の写真を集めてみた -
第909回
デジカメ
遠くからでもOK! 警戒心が強い神社猫を撮るのに「Galaxy S25 Ultra」の5倍&10倍ズームが大活躍 -
第908回
デジカメ
最新「Galaxy S25 Ultra」の優秀5倍望遠カメラで、あまり人慣れしてない猫を遠くからそっと撮る -
第907回
デジカメ
保護猫シェルターにいた珍しい純血種ベンガルのお茶目な瞬間を撮ってきた -
第906回
デジカメ
もしやと思ったら……久々に訪れた公園で見つけた猫は10年前と同じ2匹だった -
第905回
デジカメ
テレビロケ先の名古屋で出会ったお寺猫 日なたでぬくぬくしてる姿を収録合間に撮影 -
第904回
デジカメ
室内猫の一瞬をブレずに写せるOPPO「Find X8」は最強の猫撮りスマホかもしれない -
第903回
デジカメ
漁港にいる子猫をスマホの望遠カメラで! 「iPhone 16 Pro」も「OPPO Find X8」も相当なクオリティだった - この連載の一覧へ