受講希望者が500人待機、英語ジム「ENGLISH COMPANY」とは?
「たった90日で500点台だったTOEICのスコアが800点を超えた!」。そんな劇的ともいえる英語力向上の実績が、またたく間に評判を呼び、2015年の開校からわずか3年で3000名以上もの修了生を輩出している英語のパーソナルトレーナージム――それが「StudyHacker ENGLISH COMPANY(以下、ENGLISH COMPANY)」である。
現在、首都圏・関西を中心に11のスタジオを運営しているが、それでも受講希望者が常時500人以上も待機する人気ぶり。入会までに1~2ヵ月程度、待たなければならないほどだという。
「結果に答える学習法」はなにが違うのか?
英会話学校に何年も通ったけれど、期待したほど英語力が身につかなかった——そのような経験をお持ちの読者諸氏からすれば、短期間で英語力が大幅に、しかも確実に向上するなどと言われても、にわかには信じがたいかもしれない。
なぜENGLISH COMPANYは、短期間で英語力を大幅に向上させられるのか? それを可能にしているのが、言語習得に関する専門的にして先進的な学問「第二言語習得研究」の知見をベースに開発されたトレーニングメソッドと、そのメソッドに基づき受講生をマンツーマンで指導する質の高いパーソナルトレーナーの存在である。
「第二言語習得研究」とは、人が母語以外の言語(=第二言語)を習得していくプロセスやメカニズムを科学的に解明する学問のことだ。その知見を土台に開発されたトレーニングメソッドは多岐にわたる。たとえば、英語学習の経験者なら、おそらく耳にしたことがある「シャドーイング」「ディクテーション」「サイトトランスレーション」「パターンプラクティス」などの学習法もこれに含まれる。
ただし、英語学習にとって重要なのはトレーニングメソッドそのものではない。事実、数分もネット検索すれば、各種トレーニングメソッドがどのようなものか、誰でもすぐに調べられるだろう。トレーニングメソッドは秘技ではないのだ。極端な話、トレーニングメソッドだけなら、他の英会話学校が模倣することも可能に違いない。
どのトレーニングメソッドも、特定の課題を解決するために開発されている。ところが、ほとんどの受講者は自分がどんな課題で躓いているのか分からない。たとえば、リスニングが苦手だと自覚していても、なぜリスニングが苦手なのか、その理由を自分では説明できないのだ。
英語学習にとって最も重要なのは、その人がどこで躓いているかを適切に見極め、躓きの石となる課題を素早く発見することに尽きる。課題さえ見つかれば、適用すべきトレーニングメソッドは自ずと決まるからだ。この課題発見において重要な役割を果たしているのがパーソナルトレーナーの存在である。
パーソナルトレーナーは課題発見のために、受講生をつぶさに観察する。たとえば、受講者にひとかたまりの英文を読んでもらう。このときパーソナルトレーナーは、特定の箇所で一瞬戸惑ったとか、少し間が空いたといったことをチェックする。あるいは視線がしばしば往復を繰り返したというようなことまで注視する。些細に思われることをつぶさに観察することが、より精緻な課題発見に繋がるからだ。高い能力が求められる極めて繊細な作業といえるだろう。
このような質の高いパーソナルトレーナーを数多く擁していることが、他社に真似できないENGLISH COMPANYならではの強みといえるかもしれない。