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TOEICハイスコアなのになぜ話せない?

3ヵ月で習得! 外国人を説得できるビジネス英語

2019年02月08日 11時00分更新

文● 飯島秀明 編集●飯島恵里子/ASCII 撮影●髙橋 智

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左からENGLISH COMPANYを運営する恵学社取締役 田畑翔子氏、代表取締役の岡 健作氏、上級者向けコースを担当するトレーナーの濱田結実氏

TOEIC800点でも外国人相手だと上手く話せない……

 実際にこんなケースがあった――。英語力を見込まれ、海外から商談に訪れた外国人ビジターのアテンド役を任されたAさん。スケジュール管理や各種手配は完璧にこなした。

 さらに、周到に準備して臨んだプレゼンでも、伝えるべきことを伝えきったと安心した。商談相手も頷きながら話を聞いてくれた。ところが、質疑応答で発せられたいくつかの質問に、英語でうまく答えられない。相手の質問が理解出来ないわけではないが、うまく切り返すことができないのだ。だんだん、しどろもどろになり、頭の中は真っ白……。

 TOEICのスコア800点以上という英語上級者であっても、同じようにもどかしい経験をしている人が少なくないという。英語力に対する自信が、少なからず揺らいでしまっても仕方ないかもしれない。

 TOEICがハイスコアでも英語が話せない――この1点を以て「TOEICなど必要ない」と豪語する者もいるが、暴論以外の何ものでもない。なぜなら、TOEICのハイスコアラーとそうでない人とでは、英語が話せない原因に雲泥の差があるからだ。

 一般に認識されているTOEICとは、TOEIC Listening & Reading Testのこと。すなわち、聴いたり読んだりする能力を測定するテストである。このテストでスコア800点以上ということは、聴いたり読んだりする力、すなわち「インプット」の能力に優れていることを意味する。語彙は十分で、英文法の処理も素早く行えるはずだ。

 そして、それは話したり書いたりすること、すなわち「アウトプット」の準備が整っていることをも意味する。もちろん、準備が整っていても、話せないのは問題なのであるが、それでも英文法はちんぷんかんぷん、語彙もわずかな人との差は大きい。

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