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Red HatがAPACパートナーイベント「Red Hat Partner Conference Asia Pacific」開催

加速するRed Hatのコンテナフォーカス、APAC独自のOpenShiftパートナープログラム新設

2018年07月17日 13時00分更新

文● 羽野三千世/TECH.ASCII.jp

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独自OpenStackからRed Hatのディストロに乗り換え運用コスト削減

 富士通は6月、これまで「K5」の名称で提供してきた同社のIaaS/PaaSを「FUJITSU Cloud Service for OSS」「FUJITSU Cloud Service for VMware」「FUJITSU Cloud Service for Microsoft Azure」にリブランドした。このうち、FUJITSU Cloud Service for OSSは、従来IaaS基盤に富士通が自社構築したOpenStackを用いていたが、今回、Red Hat OpenStack Platformの最新バージョンを採用したことが発表された。

 検証済みのOpenStackディストリビューションを採用することで、IaaSの運用負荷を60~70%程度削減できると見込む。さらに、同社は1月にOpenShiftのOEM契約を締結し、3月からOpenShiftをFUJITSU Cloud Service for OSSのサービスメニューとして提供を開始した。OpenStack基盤にOpenShiftを統合し、OpenShiftをマネージドサービスとして提供する。

FUJITSU Cloud Service for OSSでRed Hat OpenStack PlatformとOpenShiftを採用

 NTTデータは、Red Hat、Dell EMCと連携し、サービス統合開発環境「Altemista」を構築した。Altemistaは、Dell EMCのハードウェアに、Red Hat OpenStack Platform、Red Hat JBoss Middleware、OpenShiftを実装している。もともとは、同社が年間数千件ほど手掛けるシステムインテグレーション案件のための統合開発環境として社内向けに構築したものだったが、顧客の要望を受けて商用化した。ハードウェア上に、OpenStack、JBoss 、OpenShift、顧客アプリケーションをセットアップした状態で納品する。

 Ansibleで様々な開発環境パターンをカタログ化しておくことで、プロジェクトごとの環境を迅速に展開できる。NTTデータ社内での案件では、Altemistaを使うことでデリバリータイムを従来の3分の1に短縮できたとする。

NTTデータのサービス統合開発環境「Altemista」

「OpenShift Practice Builder Program」を新設

 Red Hatは、OpenShiftにマイクロサービスに必要なサービスメッシュ「Istio」、サーバーレス環境を実現する「Apache OpenWhisk」、AIや機械学習機能の実装を進めており、OpenShiftで管理するコンテナの利用シーンはますます広がってきた。これを受けて、APAC独自のパートナープログラム「OpenShift Practice Builder Program」を新設する。

 OpenShift Practice Builder Programは、システムインテグレーターに対して、OpenShiftやJBossを使ったモダンクラウドネイティブアプリケーション(マイクロサービスやサーバーレスアプリケーション、ハイブリッドクラウドのアプリケーションなど)の構築を支援するもの。日本ではNTTデータが同プログラムのパートナーになっており、今後富士通も参加する予定だ。

「OpenShift Practice Builder Program」

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