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T教授の「戦略的衝動買い」 第489回

スイスデザインのカッコいい小型モバイルバッテリーを衝動買い

2018年07月11日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●編集部ハシモト

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USBポートにはカバーが!
丁寧な作りがいい

5600mAhの容量をフル充電するまで数時間かかる

5600mAhの容量をフル充電するまで数時間かかる

満充電されるとLED表示は99(%)と表示される

満充電されるとLED表示は99(%)と表示される

 今回はANKERのUSB/ACアダプター経由で壁面コンセントから充電してみたが、スペック通り数時間以内に満充電となった。満充電となると、Digital Power Charger上にある2桁のLED表示が99%表示となる。

外部のUSBデバイスへの充電は同時に2台まで可能。5Vで合計2.1Aまでだ

外部のUSBデバイスへの充電は同時に2台まで可能。5Vで合計2.1Aまでだ

今回、筆者は「iPhone SE」と「Jerry Pro」の2台に同時充電してみた

今回、筆者は「iPhone SE」と「Jerry Pro」の2台に同時充電してみた

 Digital Power Chargerにはほかのスマホなど、スマートデバイスへの給電用のUSBポートが2つ用意されている。バッテリー本体へのminiUSB充電ポートも、ほかのデバイスへの2個の給電ポートもしっかりとカバーされている。

 市販されているUSBモバイルバッテリーのほぼすべてがUSBポートにはカバーなどはなく、開けっ放しの状態だ。これに対して、カバーを付けるほどに丁寧さにこだわりを持つDigital Power Chargerは極めて興味深い商品だ。

重量は147gとやや重め スマホと一緒だと300g超に

見た目はコンパクトだが、実際の重量は容量に正直に比例するので147g

見た目はコンパクトだが、実際の重量は容量に正直に比例するので147g

 Digital Power Chargerはデザイン的にはコンパクトではあるが、5600mAhという中容量のUSBモバイルバッテリーなので、重量はそれなりにある。

 キッチン秤で実測してみたところ、スペックより3gほど多い147gだった。

筆者の近頃の常用スマホである「HUAWEI P20 Pro」とDigital Power Chargerを同時持ちすると345g

筆者の近頃の常用スマホである「HUAWEI P20 Pro」とDigital Power Chargerを同時持ちすると345g

 本体の寸法は幅43×奥行き29×高さ95mm。筆者は常用スマホである「HUAWEI P20 Pro」に純正プロテクトカバーを取り付けて持ち歩いているので、Digital Power Chargerの両方で携帯重量は345gほどになる。

iPhone SEを2時間でフル充電
HUAWEI P20 Proも80%以上充電可能

 Digital Power Chargerを一度完全放電した後、再度満充電し、USBデバイスへの充電を何度かやってみた。

iPhone SEはほぼゼロから充電して2時間で満充電となった。Digital Power Chargerの残量は30%だ

iPhone SEはほぼゼロから充電して2時間で満充電となった。Digital Power Chargerの残量は30%だ

 内蔵バッテリーが1624mAhと小さな「iPhone SE」なら、ほぼ残量ゼロの状態から2時間でフル充電できた。そしてDigital Power Chargerの残量は30%となった。

 容量5600mAhのDigital Power Chargerだが実際の定格容量は3800mAhくらいなので、1624mAhのiPhone SEのフル充電に実際には70%(2660mAh)を使った感じだろう。

 続いて、筆者のメインスマホであるバッテリー容量4000mAhと巨大な「HUAWEI P20 Pro」にも充電してみた。

 HUAWEI P20 Proに対する充電は、電池残量が20%まで低下したときに充電開始し、Digital Power Chargerの残量がデジタルメーター表示でゼロになった段階でHUAWEI P20 Proのバッテリー残量を測定した。

HUAWEI P20 Proは20%の残量になったタイミングで充電を開始してみた。現在時刻は20時21分

 充電時間は20時21分にスタートして、Digital Power Chargerの残量がゼロになった22時16分までの約2時間(1時間55分)で、HUAWEI P20 Proの内蔵バッテリーを87%まで充電できた。

1時間55分経過後Digital Power Chargerのバッテリー残量はゼロとなり充電終了

1時間55分経過後Digital Power Chargerのバッテリー残量はゼロとなり充電終了

充電終了時刻は22時16分だった

充電終了時刻は22時16分だった

 バッテリーの個体差やさまざまな条件で20~87%までがリニアに充電できる訳ではないと思うが、単純計算ではDigital Power Chargerの全容量(定格3800Ah)を使い、2時間でHUAWEI P20 Pro(4000mAh)のバッテリーの67%(2680mAh)を充電したことになる。

Digital Power Chargerの残量がゼロになった時点でHUAWEI P20 Proの内蔵バッテリーは87%。Digital Power Chargerからの給電によって約67%増加したことになる

 感覚的には充電効率は筆者のコレクションしている他社のモバイルバッテリーと大差はないように思える結果だった。

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