このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第102回
デュアルカメラ搭載!
「FREETEL REI 2 Dual」は3万円の値段以上の質感と使い勝手
2018年06月18日 12時00分更新
「FREETEL」(フリーテル)は、2017年まではプラスワン・マーケティングが展開していた格安スマホのブランドだ。一時期は、有名タレントを起用したテレビCMを流すほどの勢いを示していたが、実際には派手に宣伝するほど儲かっていなかったようで、あえなく経営が破綻した。
フリーテルは、端末と通信サービス(SIM)の両方を展開していたが、端末事業はMAYA SYSTEMに譲渡され、「FREETEL」というブランドも引き継がれた。通信サービスは楽天モバイルに譲渡され、すでに統合されている。
今回レビューする「REI 2 Dual」は、プラスワン・マーケティング時代に企画・開発され、開発チームがまるごとMAYA SYSTEMに引き継がれて、新生フリーテルの第1弾として発売されたモデルだ。
発売当初の実売価格は3万6800円(税別)だったが、競合モデルとの競争力を高めるためか、現在の量販店での実売価格は2万9780円(税別)と、かなり安くなっている。もしかして、めちゃくちゃコスパ高のモデルではないのか? と思い、その使い勝手をチェックした。
本体の質感は上々!
指紋センサーも使いやすい
REI 2 DualのCPUはSnapdragon 625(2.0GHz×8コア)で、メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GBという構成。5.5型のフルHDディスプレーを搭載している。最近は、ハイエンドモデルを中心に、画面アスペクト比が18:9の縦長ディスプレイを採用する機種が増えているが、REI 2 Dualの画面比率はベーシックな16:9。本体サイズは約75×152×7.9mmで、重さは約158g。さほど薄くもなく、かと言って分厚くもない、ほどよいサイズ感だ。背面パネルがラウンドフォルムになっているので、手にもなじみやすい。
スペックとしてはミドルハイに位置付けられるモデルだが、ボディーの質感などは、ハイエンドモデルに負けず劣らずリッチな印象だ。フロントパネルには、エッジに微かな曲面処理を施した2.5Dガラスを採用。背面パネルは多層コーディングに3Dガラスを重ねて、光沢が際立つ仕上がりになっている。ツルッとした手触りなので、うっかり落としてしまいそうで不安になったが、実際には安定したホールド感が得られるためか、落とすことはなかった。
ただし、片手で操作することが多い人は、しまうのではないかと心配になった。2週間ほど使って、落下させたことはないのだが、スマホケースに入れたり、落下防止用のリングなどを付けるのが望ましいだろう。
背面には指紋センサーを搭載。人差し指があてやすい位置にあり、認識もスピーディーだ。
REI 2 Dual | ||
---|---|---|
メーカー | FREETEL | |
ディスプレー | 5.5型液晶 | |
画面解像度 | 1080×1920ドット | |
サイズ | 75×152×7.9mm | |
重量 | 158g | |
CPU | Snapdragon 625 2GHz(オクタコア) |
|
内蔵メモリー | 4GB | |
内蔵ストレージ | 64GB | |
外部メモリー | microSDXC (最大256GB) |
|
OS | Android 7.1 | |
LTE対応バンド | 1/2/3/4/5/7 /8/12/17/18/19/20 /26/28/41 |
|
3G対応バンド | 1/2/4/5/6/8/19 | |
DSDS 4G+3G | ○ | |
CA対応 | ○(2CC) | |
au VoLTE | ○ | |
無線LAN | IEEE802.11ac (2.4/5GHz対応) |
|
カメラ画素数 | リア:13メガ(RGB) +13メガ(モノクロ) /イン:16メガ |
|
バッテリー容量 | 3300mAh | |
防水/防塵 | ×/× | |
指紋センサー | ○ | |
SIM形状 | nanoSIM×2 | |
USB端子 | Type-C | |
カラバリ | BLACK、BLUE、WHITE |
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