マザーボードとラジエーターを
PCケースに固定
工程“その3”は、マザーボードの固定になる。マザーボードのリアIO側から、斜めにPCケースに入れ、スペーサーの上に載せる。IOバックパネルがしっかり固定されていれば、マザーボードのネジ穴とスペーサーの位置はすんなりと合うはずだ。
ただ、PCケースの品質次第では、若干ズレることもある。その際はIOバックパネルの方向にマザーボードを押しながら、ネジ止めしよう。
固定は、すべてのネジをまず仮止めし、対角線上のネジを順に、少しずつ締め込むようにしよう。振動で緩まない程度に締め込んでおけばオッケーだ。
使用するネジは付属するスペーサーで異なるので、余っているスペーサーを使って、ミリかインチか、事前に確認しておこう。
電源や電源スイッチ、USBなどを配線
いよいよ完成が近づいてきた自作PC。CPU内蔵GPUを使う構成なら、完成まではあと一歩だ。2.5インチシャドウベイやビデオカードの取り付けとともに、24ピンATX電源ケーブルや、PCケースフロントの電源スイッチ、USBなどを接続しつつ、裏面配線していこう。
各種ケーブルの裏面配線だが、必要な結束バンドは増えるが、デフォルトでまとめられているケーブルはいったんバラしたほうが、キレイにわかりやすく配線できる。普段裏面は見えないのであまりこだわっていないが、ケーブルを折り曲げてまとめる、細かくケースに固定するといったことをしている。