ロジクールは4月25日に発表会を開催し、ゲーミングブランド「ロジクールG」のゲーミングスピーカー「G560」とe-Sports向けフラッグシップキーボード「G512」を発表した。
ロジクールGという同社のゲーミングブランドが生まれたのは、2013年4月28日で、2018年で5年目を迎える。「Play Advance 一歩先のプレーを実現させる」というブランドテーマを掲げ、次世代トラッキングセンサー「HERO」やワイヤレス給電「POWERPLAY」といった新しい技術で実現させてきた。
同ブランドの製品カテゴリーはゲーミングマウス、キーボード、ヘッドセット、コントローラーの4つだったが、今回新たに5つめとしてゲーミングスピーカーが追加される。スピーカーはロジクール(ロジテック)では20年以上の歴史があり、そのオーディオの知見を活かして開発したのがG560だという。
DTS:X Ultraを採用
ゲームの状況に合わせてLEDの色が変化
G560は、2chのサテライトユニットとサブウーファーからなるゲーミングスピーカーで、様々な2ch音源を元に立体音響を作り出す「DTS:X Ultra」エンジンを採用。2.1chでありながら背後から迫る敵の様子がわかるサラウンドを実現しているという。最大出力240Wの金属製ドライバーを搭載し、迫力のサウンドでゲームが楽しめる。
また、大きな特徴の1つが、テライトユニットに搭載されたRGBバックライト。任意の色に設定できるのはもちろん、「LIGHTSYNC」と呼ばれる技術により、ゲーム内のアクションに連動して色が変化する。例えば、ゲーム内で爆発が起きるとライトが赤く点灯、海に潜ると青く点灯する。ライフゲージに合わせてダメージを受けると白から黄色、赤と変化したりもする。
USBとヘッドフォンジャックでの接続に加え、Bluetooth 4.1によるワイヤレス接続にも対応。右のサテライトスピーカーは、背面にBluetoothペアリングボタンと電源ボタン、上部にGキーと音量コントロールを備えている。
周波数特性は40Hz~18KHz、最大音圧は97dB@426B、感度が84dB@1m/1w、入力インピーダンスは>10KΩ。サイズは、サテライトスピーカーがおよそ幅118×奥行148×高さ166mmで、サブウーファーはおよそ幅255×奥行207×高さ404mm。5月15日に発売予定で、価格は2万7250円(税別、以下同)。
打鍵感に合わせて選択できる2種類のキーを用意
G512は、従来製品の「G413」を改良した新モデルで、G413同様航空機にも使用されるアルミ-マグネシウム合金をトップケースに採用し、高い耐久を実現している。また、こちらもLIGHTSYNCに対応し、ゲーム内アクションと連動した光の演出が楽しめる。
G512のキーは、7000万回の打鍵に耐える同社独自のメカニカルキースイッチ「Romer-G」を搭載。1.5mmの距離でセンサーに信号を送ることで高速キー入力を実現するほか、押下圧45gにより長時間のゲーミングによる疲労を抑えられる。
また、従来のしっかりした打鍵感が特徴の「タクタイル」に加え、より滑らかでスムーズな打鍵感の「リニア」をラインアップ。これにより、好みの打鍵感に合わせて選択できるようになった。
そのほか、G413で好評だったというUSB 2.0のパススルーポートを本製品でも採用し、マウスの接続やデバイスの充電、データの転送などが可能となっている。サイズはおよそ幅455×奥行132×高さ34mmで、重さは約1020g。5月24日に発売予定で、価格は1万5880円。
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