日本を含む世界各国均一料金で使えるグローバル対応のモバイルルーターが少しずつ増えています。eSIMなどを内蔵し、SIMの差し替えも不要。電源を入れるだけで現地の電波を拾い、リーズナブルな料金でデータ通信が利用できます。
マレーシアのfonebudはこの夏にグローバルルーター「fonebud W」を発売します。世界約90ヵ国で4Gのデータ通信が可能。もちろん日本も対象国に入っているので、訪日客にも便利な製品です。技適も通す予定とのことなので、今後は日本でいざというときに1日単位で使う、といったこともできるでしょう。
製品の特長はそのサイズ。海外旅行に持ち出すルーターですから、小型のほうが使いやすいと思うでしょう。ところが小さいサイズや薄型のものはバッテリーを大きくできません。fonebud Wは本体サイズが6型クラスのスマートフォンと変わらず、厚みも約2㎝とかなり大型。しかし10000mAhものバッテリーを内蔵しているので、1日中外出していても電池切れの心配がありません。連続使用時間は36時間とのことで、夜はホテルで電源オフにすれば2日間は使えるでしょう。
本体の片面にはディスプレーを搭載。電波状態、電池残量、SSIDなどが表示されます。また使用中はデータ利用分の残量も表示されるとのこと。
これだけ大きいバッテリーをルーターだけに使うのはもったいないです。USB端子を1つ備え、モバイルバッテリーとしても利用可能なのです。USB端子はもう1つほしいところですが、それは今後の後継機に期待したいところ。
そしてこの大きさを活かして、本体の片面にはワイヤレス充電台を備えているのです。USBケーブルを忘れても、スマートフォンを置くだけで充電できます。実際海外滞在中に、ホテルにケーブルを置いてきてしまったり、外で紛失してしまうことはよくあります。ワイヤレス充電ができればケーブルが無くてもどこでも充電できます。これは結構便利かも。
マレーシア発という珍しいグローバルルーターですが、同国といえばLCCのエアアジアの本拠地。東南アジアの消費者もいまや海外旅行や出張は日常的なこと。CEOのSunny Koay氏は「日本でも販売したい」と意気込みを語ってくれました。
気になる料金は本体が149ドルで、これに日本を含むアジアを中心とした17ヵ国で16GBの無料データが付いてきます(4GB×4ヵ月)。料金を考えるとこのまま使い捨てしてもいいくらい。そして各国の通信料金は、日本を含むアジア17ヵ国が90日4GBで25ドルなど。他にも1日から数日単位での各国プランもあります。充電環境の悪いエリアへ行くときなどに威力を発揮できる、1台2役をこなすグローバルルーター。日本発売をぜひ期待したいものですね。
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