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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第553回

超広角レンズで我が家の棚の上の猫を撮る

2018年03月31日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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超広角でかふか目線の写真を撮ると……確かにいい眺め

 しばらくすると、そこにいても怒られないとわかったのか、カメラを向けただけで逃げるってことはなくなった。

 でもこの写真だと高い場所にいる感がいまひとつ出ない。

 そこで取り出したるは、前回も活躍した買ったばかりの超広角ズーム「XF 10-24mm F4」。遠近感が強く出るので高い場所感を出しやすいのだ。

 そこで天井がよくわかるように撮ってみた。

ラックの上のわずかなスペースにうまいこと乗っかってる。かふかの後ろにあるのは空気清浄機(2018年3月 富士フイルム X-T2)

ラックの上のわずかなスペースにうまいこと乗っかってる。かふかの後ろにあるのは空気清浄機(2018年3月 富士フイルム X-T2)

 天井ギリギリである。右に「調整中」って札があるけど、あれ、かふかが飛び乗るのを防げるかと置いたのだが意味がなかった。

 さらにもっと高所感を出そうと、もっと低い位置から見上げてみた。

超広角レンズの面白さはこの画角の広さ。高いところにいるのだ(2018年3月 富士フイルム X-T2)

超広角レンズの面白さはこの画角の広さ。高いところにいるのだ(2018年3月 富士フイルム X-T2)

 仕事スペースは散らかってるのでなるべく隠しつつ撮るってのが難しいが、まあこんなところにいるのである。

 で、かふか目線だと部屋の中がどう見えてるのだろうと思ったのである。

 そこで背面モニターを下向きに開いて高い位置から撮ってみた。

 ああ、確かにここからだと見通しがよくて気持ちいいわ。

 部屋がめちゃ散らかっててすみません。ソファに機材の段ボールがあるとかあるけれども、そういうのは見なかったことにしてください。

腕を上に上げて高い位置からかふか目線で撮ってみた。この位置から部屋の中を見たことなかったから新鮮。部屋片付けなきゃ(2018年3月 富士フイルム X-T2)

腕を上に上げて高い位置からかふか目線で撮ってみた。この位置から部屋の中を見たことなかったから新鮮。部屋片付けなきゃ(2018年3月 富士フイルム X-T2)

 かくして、部屋の中で超広角レンズを使うとめちゃ楽しいけど、写らなくていいとこまで写っちゃうので、マメに片付けるべし、というのが今回の教訓ですな。

 気になるのはどうやって上っているか、である。

 一度だけ目撃できた。ラックの下にはキーボードやらマウスやら資料やらが広がってる机があるわけだが、その机にいったん上り、そこから一気に一番上まで飛び乗るのである。さすが猫。

 当然、机の上はキーボードやらマウスやら資料やらで猫が乗る隙間もない……はずなのだが、1ヵ所だけ空いてたのだ。マウスを動かすためのスペースが。

 飛び乗るときも飛び降りるときもそこを上手に使ってたのである。

 かくしてかふかは眺めのいい場所を手に入れたわけだが、困ったことに、かふかがそこにいても気づかないことが多い。普段、棚の上なんて見てないから。

机の前に立った状態で見るかふかはこんな感じ。ちょっと困ってる(2018年3月 富士フイルム X-T2)

机の前に立った状態で見るかふかはこんな感じ。ちょっと困ってる(2018年3月 富士フイルム X-T2)

 昨日なんか、かふかが上にいることにまったく気づかずにパソコンに向かって作業をはじめたら、いきなり右腕の上に飛び降りてきたのだ。私が仕事をはじめたので困ってしまったんだろう。

 机の上の唯一飛び降りられる「マウス用の場所」に私の手があったのだから(マウスを使ってたのだから当たり前だ)。

 いやあ、あれはびっくりした。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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