消費電力が抑えられ公称8時間駆動とバッテリーもやや長持ち
「Swift 5」は1キロ切りと14インチ最軽量クラスで16万円台とリーズナブル!
2018年03月08日 11時30分更新
キーボードは日本語87キータイプのものを採用。バックライト機能が付いているので、暗がりでの操作性も抜群だ。キーピッチは実測で約18mm、キーストロークも同1.5mmと若干浅めながらも、打鍵感は上々で非常に打ちやすい。さらに、キーボード右下には指紋認証も用意されており、セキュリティ面も抜かりがない点は、ビジネスなどで外出先でノートPCを利用することが多いユーザーにとっては非常にありがたい機能だ。
そのほか、筐体底面の手前側には、迫力あるオーディオを実現するという「Acer TrueHarmony」に対応したステレオスピーカーを左右に1基ずつ搭載。さらに、サウンドアプリケーションとして「Dolby Audio Premium」が実装されており、「ダイナミック」「映画」「音楽」「ゲーム」「ボイス」と6つのサウンドプロファイルが利用可能。
また、ヘッドフォンを装着すればバーチャルサラウンドも使用できる。サウンド周りも十分な機能が用意され、動画の視聴や音楽を楽しむといった用途でも本製品は高いポテンシャルを備えていると言っていい。
ただ、光学ドライブを備えていないため、映画などのDVDを観たいという場合には外付けドライブが必要になる点は留意したい。とはいえ、アイ・オー・データ機器の「DVRP-UT8LAシリーズ」(実売価格4200円前後)などコンパクトで軽量な外付けドライブも数多く発売されており、こういった光学ドライブを合わせて利用すればSwift 5の可搬性のよさが損なわれることはまずないはずだ。
もちろん、映画の視聴以外にもソフトウェアのインストールや、資料などが記録されたDVD-ROMを閲覧するといったビジネス用途などでも、軽量でコンパクトな外付けドライブはSwift 5で重宝することだろう。
ディスプレーの上部には解像度1280×720ドットに対応したHD Webカメラを搭載。このWebカメラはHDRをサポートしたことで、映像に太陽光などが直接入り込む、いわゆる逆光を気にすることなく使用できる。そのため、外出先で急遽Skypeで連絡を取る必要が生じた際に、場所やカメラの向きをその都度考える必要がないというわけだ。
さて、Swift 5の各種インターフェースもチェックしておこう。まず、左側面にはヘッドフォン出力とマイク入力を兼ね備えたヘッドセット用ミニピン端子を装備。
一方の右側面には電源端子と外部ディスプレー接続用のHDCPに対応したHDMI端子、それにUSB 3.0(Type-A)ポートとUSB 3.1 Gen.1(Type-C)ポートを備える。外部インターフェースは右側面の奥側にまとめられており、マウス接続時でも各種接続ケーブルが邪魔にならないよう配慮がなされている。
そして、2つあるUSB 3.0ポートのうちひとつは、Swift 5の電源を切っている状態でもUSBポートからの給電に対応しており、スマートフォンなどの充電で非常に重宝する。
また、USB 3.1 Gen.1ポートは、同ポートからのSwift 5の充電機能をサポートしているため、本製品付属のACアダプタ以外も利用できる。さらに、同ポートに外付けSSDユニットを接続し、USB 3.1 Gen.1の最大5Gbpsという高速なデータ転送の恩恵を享受することも可能だ。