ASUSは27日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2018」にて、ZenFoneシリーズの最新モデル「ZenFone 5」シリーズを発表した。
ZenFoneの第一世代に含まれ、国内でも人気モデルとなった「ZenFone 5」。今回2回目の“5”になるわけだが、原点回帰の意味も含めてキャッチコピーを「Back To 5」とし、スタンダードモデルの「ZenFone 5」、CPUがSnapdragon 845になるなどさらに強化された「ZenFone 5Z」、ミドルクラスの「ZenFone 5 Lite」の3モデルがラインナップされた。
ZenFone 5は19:9という縦長の6.2型(1080×2246ドット)ディスプレーを採用。SoCにSnapdragon 636、メモリー6GB、内蔵ストレージ64GBというミドルハイスペック。ディスプレーの画面占有率は90%となる。
最大の特徴はAIを搭載したカメラ。リアカメラはデュアルレンズで解像度は1200万画素(F値1.8)のソニー製レンズと120度のワイドアングルで撮影可能なレンズを切り替えて使う。フロントカメラはF値2.0で、セルフィー機能はもちろん、セルフィーパノラマやGIFアニメーション作成など、自撮り需要に応えている。また、AIは被写体をデータベースの中から検索し、最も似ているものに合わせた色味などに合わせてくれる。データはフードやペット、夜景等、全部で16のシチュエーションがプリセットされている。
自撮りするならコッチ!
全部で4つのレンズを搭載した「ZenFone 5 Lite」
ZenFone 5 Liteは、主にセルフィーに力を入れた端末で、フロントとリアのレンズは各2枚、合計4枚のレンズを搭載している。フロントカメラは2000万画素のレンズ(ソニー製、F値2.0)と120度広角のレンズを搭載。ASUSのセルフィーマスターテクノロジーで盛ったままライブ配信ができる(配信アプリは限定される)。リアカメラは1600万画素(F値2.2)と120度広角レンズとなっており、フロントカメラのほうが画素数が多いのが特徴。
スペックは6型ディスプレー(1080×2160ドット)に、SoCがSnapdragon 630、メモリー4GB、内蔵ストレージ64GB、OSはAndroid 8.0、バッテリー容量3300mAhなど、ミドルクラスとなっている。
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