日本HPは2月22日、ワークグループ向け大判プリンター「HP DesignJet T1700シリーズ」と、高速大判プリンター「HP PageWide XL 5100シリーズ」を発表した。
HP DesignJet T1700シリーズは、CAD/地理情報システム(GIS)などテクニカル市場向けのB0サイズ対応機。新たなセキュリティー機能搭載で、世界で最も安全とうたう。
建設、都市計画、公益事業(石油、水道、ガス、電力)など機密性の高いデータを扱う企業向けに、プリンター本体やデータ、印刷物を不正や悪意あるアクセスから保護する。自己暗号化ハードドライブを備え、プリンターからハードドライブを取り外された場合でも、データは元のプリンターでしか読み取ることができない。
カラー品質と精度が向上しており、より正確な地図やレンダリングの制作が可能。新しい6色のHP Bright Officeインクと、ノズル数2倍の高密度プリントヘッドで、スムーズな諧調とグレーや際立ったカラーの表現など正確な描画品質を実現する。それぞれ詳細は以下のとおり。
「HP DesignJet T1700」はシングルロールモデルで、BOスタンダードモデル。サイズは幅1802×奥行き695×高さ998mm。価格は64万5840円。
「HP DesignJet T1700 PS」はシングルロールモデルで、BOスタンダードモデル(Post Script対応)。サイズは幅1802×奥行き695×高さ998mm。価格は80万7840円。
「HP DesignJet T1700 dr」はダブルロールモデルで、BOダブルロールスタンダードモデル。サイズは幅1802×奥行き695×高さ998mm。価格は92万1240円。
「HP DesignJet T1700 dr PS」ダブルロールモデルで、BOダブルロールスタンダードモデル(Post Script対応)。サイズは幅1802×奥行き695×高さ998mm。価格は101万3040円。
「HP DesignJet T1700 dr PS SD Pro MFP」はダブルロールモデルで、線画図面から航空写真等に最適だという。サイズは幅1770×奥行き1500×高さ1500mm。価格は213万8400円。
HP PageWide XL 5100シリーズは、カラー・モノクロともにA1サイズ最大20枚/分の高速プリントが可能。ファーストページプリントが約28秒で、高速カラー・モノクロプリントによる高い生産性を実現する。出力センターや企業内印刷部門など中規模プリントに最適で、地図や店頭ポスター、設計図面などを迅速かつ低コストでプリント可能だという。
くっきりとした線や2ポイントのテキストの再現、なめらかなグレースケール、鮮やかなカラープリントができる。特に、HP PageWide XL 5100 MFPはスキャナーに高精度な背景除去など新機能を搭載している。
また、生産性向上のための新しいソフトウェアソリューションをオプションで提供するという。それぞれ詳細は以下のとおり。
「HP PageWide XL 5100」は大判カラープリンター。サイズは幅1960×奥行き800×高さ1303mm。価格は62万42400円。
「HP PageWide XL 5100 MFP」は大判カラー複合機。サイズは幅1960×奥行き800×高さ1303mm。価格は67万82400円。