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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第115回

あふれる趣味モノを片付けるために物置を導入してみました

2018年02月18日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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あれこれ買いすぎて部屋にはもう置けないのです

 この連載をお読みいただいている方は薄々というかハッキリお気づきと思いますが、物欲が激しいワタシはついついあれこれ買ってしまいます。しかも買うのは、こんなの買ってどうするのと言われたりするモノが大半。でもそういうジャンク品みたいなモノが好きなんだからしかたありません。

 ただ、問題なのは置き場所。モノを買えば当然その体積分、生活スペースが狭くなります。ワタシの部屋はもう限界。一時的に床に置いたつもりのモノの上につい別のモノを乗せ、さらにそこに……とやっているうちに身長を超えるタワーができ、模型のラフスケッチや資料、素材類、ゴミなども床に散乱していて、足の踏み場もないとはまさにこのこと。荷物の隙間に足を突っ込んで移動したり、いろいろ踏んづけて歩いたりしています。

 で、せめて作りかけの模型なんかをちょこっと置いておけるような白木の棚でも買おうかと思ったんですが、当然そんなオシャレ家具を入れてる場合じゃなく、結局なんでもないスチールラックを買いました。5畳もないような狭い部屋なのに、これでスチールラックが3つにガラスケースが1つ、カラーボックスが2つ、200×60の細長い作業机が1つ。まるで倉庫です。しかも追加したスチールラックもあっという間に雑多なモノでいっぱいになり、それでも入りきりません。たぶん全部をラックにしまおうと思ったらあと2つは必要なんですが、空いてる壁がないのでもうムリ。

 さらに、実は玄関や家の脇にも折りたたみの木製イスなど、あれこれ置きっ放しにしています。

イスとかカラーコーンとかバケツとかナイトビジョンのケースとかハンヴィーのパーツとかとか。このスペースに物置を作れば片付きそうです

 トランクルームを借りることも考えたんですが、ワタシの場合、入れたら二度と出さない気がするので却下。あとは物置を買うしかないってところですが、それはそれで置く場所が……と思ったんですが、いい場所がありました! ハンヴィーを家の前に停めているんですが、ポストにぶつかってしまうため壁まで目一杯下げることができないので、うしろにスペースがあるはずなのです。

 確認してみるとやっぱりそこそこの広さがあって、小さい物置なら置けそうです。そして、早速ホームセンターでカタログをもらってきてチェックしてみたところ、ピッタリ入るモデルがありました! しかもちょうど割引セール中とのことなので、速攻で購入です。

組み立てはカンタン!

 購入したのはタクボ収納庫グランプレステージという製品。空きスペースは幅も奥行きもあんまりないし、ハンヴィーの陰に隠したいということで、幅1488×奥行き530×高さ1400mmというモデルをチョイスしました。ほかに1/2サイズの基礎ブロックが6個必要とのことで、一緒に購入。有料で組み立て設置サービスもありますが、せっかくの組み立ての楽しみをお金を払って人にやらせるなんて! というわけで、当然セルフでやります。

商品が届きました。電動ドリルは自前の充電式

 工具は付属しているだろうと思いましたが、一応電動ドリルを用意しました。組み立ての前に、まずは基礎ブロックを説明書の配置図どおりに置きます。

物置の下に基礎ブロックを置きます

 基礎ブロックは、四隅と真ん中に設置。向きはどうでもいいのかなと思い、手前に平らな面が来るようにしました。次に床パネルに傾きを調整するためのアジャスターをねじ込み、ブロックの上に置きます。

アジャスターを取り付けてブロックの上へ。水平を確認中

アジャスター調整用の穴に工具を突っ込み、アジャスターを回して調整します

 思ったとおりボルトを回す工具が同梱されていて、しかも水平器付きでした。おかげで平らにするのも楽チン。間口方向と奥行き方向の水平をそれぞれ確認し、万が一倒れても奥に行くように、ちょっとだけ手前が高くなるようにしてみました。

全然関係ないですけど、作業をしてたらカナヘビのお客さんが。尻尾が長いのが特徴です

 床が水平になったら次は壁パネル。床に差し込んでねじ止めします。安いラックとかだと、どれがどこのパネルなのかよくわからないなんてことも多いですが、これは床には01、左壁には02のように番号シールが貼られていて、とてもわかりやすかったです。右と左なんて形が似てるんで、これはどっちだ? なんて確認しながらだと意外とストレスなんですよね。こういう細かい配慮ってうれしいです。

パーツを確認。こうして見るとなかなかのデカさ

左の壁には02のシール。すべてのパネルに番号シールが貼られています

ネジは緩めに締めておきます

 この物置に限りませんが、ネジ穴は大きさに少し余裕があるので、いきなりキッチリ締めてしまうと、ほんの少しずつネジ穴のズレが溜まっていって、最後の方になるとネジ穴が合わなくなったりしがちです。なので、この段階ではバラバラにならない程度に締めるだけにしておきます。

 左の壁をつけたら、2枚に分割されている後壁パネルと右壁を同様にネジ止めします。

残りの壁をすべてネジ止め

 壁ができるとなんとなく完成のイメージが見えてきて、なんかちょっとうれしい気分。あとは屋根と棚、扉で完成です!

屋根と棚がつくとほぼ完成状態。なかなかよさげです

 屋根も支柱も、壁と同じくはめ込んでネジ止めするだけ。ここでもまだ緩めにしておきます。扉は吊り下げ式なので、上にローラーを取り付けます。

ローラーを仮止め。これが屋根のレールを走って開閉します

 いよいよ扉の取り付けです。両側の扉を付けてみて、傾いていたりロックがしにくかったりするようなら、ローラーを上下させて調整します。ものすごく軽く動くし、動きが悪くなりにくそうなので、吊り下げ式を選んで正解でした。

調整が終われば完成! 下のブロックが歪んでますがご愛嬌。写真を見て基礎ブロックが曲がってるのに気づいたので、あとで直しました

 ドアの調整が終わったら、ネジ穴を隠すキャップを付け、全体のネジをキッチリ締めれば完成! 物置なんて珍しくもなんともないのでしょうけれど、初めて買ったので超うれしい!

 イスは右側に3脚しか入らないことはわかっていたので、1脚を下に入れると超ピッタリです。

このカンペキな配置!

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