プリンストンのデジギア道 第69回
テストでも驚異の読み書き速度を見せつけた!
Nintendo Switchのロードが爆速になるmicroSDカードが凄かった
2018年02月23日 11時00分更新
Nintendo Switchを買ったならmicroSDカードも必須!
発売以来入手困難となり、プレミア価格での販売も多数見られた「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」。
2月上旬の現在、在庫不足もおおむね解消されたようで、通常価格で購入できる店舗も増えてきたようだ。
さて、そんなNintendo Switchと合わせ買いするユーザーが多いであろう周辺機器といえば「microSDカード」である。
Nintendo Switchの内蔵ストレージは32GB。容量のバリエーションはないため、ダウンロードしたゲームのデータや、写真、動画を大量に保存するためには、microSDカードの利用がほぼ必須と言える。
Nintendo Switchの公式サイトにはmincoSDカードについてというページが設けられており、使えるmicroSDカードの条件や、基本的な使い方が記載されている。
また以下のような記載がある。
Nintendo Switchをより快適に遊んでいただくために、読み込み速度(転送速度)が高速なmicroSDカードをおすすめします。
さらに具体的には、以下のように説明されている。
高速なSDカードの目安
・UHS-I(Ultra High Speed Phase I)対応
・読み込み速度 60~95MB/秒(読み込み速度が速いほど、Nintendo Switchをより快適に遊んでいただけます)
データの読み書きが早いmicroSDカードを使えば、ゲームのロード時間が短縮でき、より快適に遊べるというわけだ。
プリンストンのPMSDAシリーズはどれだけ速い?
規格団体であるSDアソシエーションの説明によると、microSDカードのスピードクラスには3種類の基準がある。1つめはリード/ライトの「最低保証速度」を表す「スピードクラス」、2つめはSDHC/SDXC向けの「UHS(Ultra Hi Speed)インターフェース」、3つめは4K以上の高解像度コンテンツのリード/ライトを念頭に策定された「ビデオスピードクラス」だ。
プリンストンから新たに発売された「PMSDAシリーズ」のmicroSDカードは、スピードクラス10、UHSスピードクラス3(U3)、ビデオスピードクラスV30(32GBモデルはV10、U1仕様)というスペック。また、ラムダムリード/ライト速度を向上させたアプリケーションパフォーマンスクラス1(A1)にも対応している。
このクラスがどれくらい高い性能を表しているのか、規格団体であるSDアソシエーションが公式サイトに掲載している図と照らし合わせて確認してみよう。
スピードクラス、UHSスピードクラスが最高クラス、ビデオスピードクラスは上から3番目で、1秒あたり最低でも30MBの速度で読み書きできるということがわかる。
公称では、読み出し最大95MB/s、書き込み最大75MB/sというスペックであり、市販されているmicroSDの中でも、非常に高い性能を持つことがわかる。
この連載の記事
-
第82回
sponsored
パソコン、スマホ、ゲームの音を手軽にド迫力化するキューブスピーカー -
第81回
sponsored
USB Type-C搭載PCやiPad Proの「端子足りない問題」を解決する -
第80回
sponsored
約5000円で筆圧検知1024段階対応のアクティブスタイラスが描き心地◎ -
第79回
sponsored
約4万円で144Hzのゲーミングディスプレー「PTFGFA-27C」を試す -
第78回
sponsored
新MacBook Airの容量不足、その解決に効くHP「SSD」 -
第77回
sponsored
全会議室に導入してほしい! プレゼン用PCのHDMI接続をワイヤレス化する「Simple Cast」 -
第76回
PC
iPhone XSとBT接続も! DAC要らずのハイレゾ対応スピーカーがすごい -
第75回
PC
Type-AとType-C混在の面倒なUSB状況を解決する救世主がこれ -
第74回
PC
PCとつないで簡単に使えるドキュメントカメラで、プラモ制作を動画化してみた -
第73回
PC
iPhoneの外付けストレージを「ShAir Disk」でワイヤレス化してみよう -
第72回
sponsored
買ったばかりのiPadの画面割れを防ぐ最良の方法 - この連載の一覧へ