Classiは1月10日、東京⼯業⼤学 徳永健伸研究室と協⼒し、⾃然⾔語処理を⽤いて⾃動で問題を作成する仕組みを実⽤化する実証研究を開始すると発表した。
Classiはベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社、学校向け学習支援プラットフォームサービスとして全国およそ2100以上の高校に導入されている。現在でも1000以上の単元と6段階の難易度に分類されたおよそ7万の問題を提供しているが、今後利用者が拡大するとさらに多くの問題を作成する必要になってくると予想。問題を自動で作成する技術の実用化を検討した。
英単語の意味を問う問題を自動作問としては、出題者は辞書から対象語とその意味を指定すれば自動でインターネット上のテキスト(著作権をクリアしているサイト)から指定語を指定した意味で使っている文章を検索して問題文を生成。さらに対象となる語と異なる意味の語も選択して選択肢も生成する。
実証実験として、1月~3月にかけて高校1年生120名程度を対象にで自動生成した問題を使ったテストを実施し、生徒の学力と問題の品質について検証を行なう。