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T教授の「戦略的衝動買い」 第462回

iPhoneが裏表両画面スマホに! 背面が電子ペーパーのiPhoneケースを衝動買い

2017年12月27日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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iPhoneのセカンドディスプレーのような存在

これから向かう近所の地図を表示しておくのは、時間経過しても消えないので便利

これから向かう近所の地図を表示しておくのは、時間経過しても消えないので便利

ミーティングや宴会に参加する予定の時は、自分専用のメアドやSNSのコンタクトポイントなどのQRデータは便利かもしれない

ミーティングや宴会に参加する予定の時は、自分専用のメアドやSNSのコンタクトポイントなどのQRデータは便利かもしれない

 いいか悪いか、好きか嫌いかは意見の別れるところだが、ケース背面に「BoogieBoard」(電子メモパッド)の技術を利用したノン・インテリジェントなケースのように、手書き機能がサポートされていないのが特徴でもあり多少残念でもある。

 なので、InkCase i7 Plusの位置づけは、商品紹介にも記述されている選択データ表示専用のセカンドディスプレーというのが正しいだろう。

 直近で頻繁に参照しそうな、出先近辺の地図データや自己紹介を兼ねたFacebookページやメアドのQRコードを常時ケース背面に表示させておくなどはなかなか便利そうだ。

 全般的にInkCaseアプリの出来は素晴らしいが、画面のどこでもタッチできる直感的な操作環境に慣れ親しんだ昨今のスマホユーザーには、最下段に表示される左右の「矢印ボタン」2個と中央の「メニュー」ボタンのたった3個だけで操作しなければならないのがかなり面倒だ。

何ヵ所かけっこう酷い日本語訳があった……製品がユニークで面白い分、ダメさが目立つ。日本人ノーチェックなのだろう

何ヵ所かけっこう酷い日本語訳があった……製品がユニークで面白い分、ダメさが目立つ。日本人ノーチェックなのだろう

 また、何ヵ所かの日本語訳がメチャクチャなところがあるのは極めて残念だ。

 薄くデリケートなE INKパネルを保護する目的もあるのだろうが、ケースはありがたくもかなり耐久力がありそうに感じる堅牢なモノだった。

堅牢でバッテリー、電子回路の入ったケースなのに、Suica機能OKだった!

堅牢でバッテリー、電子回路の入ったケースなのに、Suica機能OKだった!

 個人的に多少心配していたのだが、InkCase i7 Plusを装着した筆者のiPhone 7 Plusは、JRのSuica改札機を難なくクリアしてしまった。

 InkCase i7 Plusはあくまでメーカー製の両面液晶スマホが登場するまでの時間稼ぎプロダクトにはなってほしくない、なかなか面白い商品だ。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:
InkCase i7 Plus

価格:+Styleにて1万2800円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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