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キヤノンITSが販売する統合メールセキュリティ製品

添付ファイルのマクロ除去機能も、「SPAMSNIPER AG」新版

2017年12月14日 10時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 キヤノンITソリューションズは12月14日、2月より販売を開始した統合メールセキュリティ製品「SPAMSNIPER AG」の最新版(Ver 4.2)を提供開始した。新たに添付ファイルに含まれるマクロを除去する「ファイル無害化機能」も搭載した。

SPAMSNIPER AG Ver4.2では、添付ファイルのマクロを除去する「ファイル無害化機能」が追加された

 SPAMSNIPER AGは、韓国のJiransoft/Jiran Securityが開発する統合メールセキュリティ製品。メール無害化/スパムメール対策/アンチマルウェア/誤送信防止機能を搭載しており、3つの形態(物理アプライアンス/仮想アプライアンス/ソフトウェア)で提供している。オンプレミスのメールサーバーだけでなく、クラウド上に配置することで「Office 365」メールや「G Suite(Gmail)」との連携もできる。

 従来のバージョンでは、メール無害化機能として「HTMLメールのテキスト化(リンクURLの無効化)」に加えて「添付ファイルの削除」機能が提供されていた。今回の新版で追加されたファイル無害化機能は、添付ファイルそのものは削除せず、そこに含まれるマクロのみを除去することで、正当な業務ドキュメントのやり取りへの影響を軽減する。削除対象となるのは、Microsoft Officeドキュメント(Word/Excel/PowerPoint)のマクロと、PDFファイルのJavaScript。

添付ファイル(Officeドキュメント)のマクロだけを除去する

 ファイル無害化/メール無害化処理前のメール原本(添付ファイル含む)は、ユーザーがSPAMSNIPERにアクセスすることで取得することができる。この際、従来バージョンではサーバーにログインする必要があったが、新版ではメール内にダイレクトリンクのURLが添付されるようになり、ワンクリックでメール原本の確認や再送処理ができるようになった。

 また、HTMLメールだけでなく、テキストメールの本文に書かれたURLリンクも除去可能になった。

 SPAMSNIPER AGの価格はオープン。なおキヤノンITSでは、他社メールセキュリティ/誤送信対策製品からの乗り換えキャンペーンを実施している(キャンペーン版の物理アプライアンスは税抜190万円から)。