「VAIO、法人向く。」の現在を探る 第15回
SIMフリー/LTE、そしてWi-Fiの強化も実感
VAIO Pro PF / PGは買えば無料でLTEが体験できる、速度も計測した
2017年11月09日 09時00分更新
Wi-FiはMU-MIMOに対応し速度低下を低減
LTEに関心が集まりがちだが、Wi-Fiの方も新機能が追加された。
IEEE 802.11ac/n/g/b/aに対応しているのは従来と変わらないが、複数の端末が同時接続しても速度が落ちにくい「MU-MIMO」に対応した。MU-MIMOとは、11acの拡張機能で従来のMIMOでは1対1の通信しかできない。そのため複数のデバイスが接続すると、分割してそれぞれのデバイスにデータを送る。結果、同時接続数が増えれば増えるほど、接続切り替えのラグが生じていた(速度が遅くなっていた)。
これを改良したのがMU-MIMOだ。アクセスポイント側が複数のアンテナを備え、複数の通信ができるようになった。複数のアンテナを1つのデバイスが専有することなくデバイスの性能に応じて通信するため、効率よく通信できる。結果として速度の低下を抑えられるのだ。
ただし、アクセスポイント側も利用するデバイス側もMU-MIMOに対応している必要があり、恩恵を受けるためにはそれなりの投資が必要な場合もある。しかし、オフィスで通信が重い環境では仕事は捗らず、結果効率が悪くなるわけで、徐々にでもいいのでMU-MIMO環境を導入していくのが吉となることは間違いない。
なお、最近の無線LANルーター(アクセスポイント)では、MU-MIMO対応が標準になりつつある。部署単位や自宅での利用なら、VAIOの導入を含めて通信環境の見直しも並行して実施するといいだろう。
このように新VAIO Pro PF / PGシリーズは、通信周りがより一層強化された。
特に「Cellular Data for VAIO」のSIMが同梱され、1GBが無料で使えてしまうので、SIMフリーLTEモジュール搭載モデルを導入後すぐに試せるのが特徴だ。あとは利用環境によって格安SIMを導入したり、年間契約のプリペイドタイプにしたり、もちろん「Cellular Data for VAIO」を使い続けてもいい。
働き方改革でテレワークやモバイルワークが当たり前になる時代。LTEモジュールを搭載したVAIO Proシリーズの導入はアドバンテージとなり、企業全体の改革推進に寄与することだろう。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第56回
ビジネス
Windows Embedded Standard 7の延長サポート終了迫る。対策は万全? -
第55回
PC
パスワードは限界、テレワークにも効く生体認証「EVE MA」をVAIOと使う -
第54回
PC
テレワークのセキュリティ対策で関心度上昇中、「TRUST DELETE Biz for VAIO PC」とは? -
第53回
ビジネス
大量にマシンを導入する際に考える予算と生産性のバランス -
第52回
ビジネス
モバイルワークで重要なWeb会議を実現するのに必要なもの -
第51回
PC
リモートワークの選択肢が必須の時代、新型VAIO SXシリーズの輝きが増す -
第50回
ビジネス
ケーブル1本で何でもできるUSB Type-C搭載がマシン選びのキモ! -
第49回
PC
デスクトップPCからのリプレイスで選びたい、VAIO Pro PH -
第48回
ビジネス
Windows 7 EOS間近! いまやるべきWindows 10への移行のキモ -
第47回
ビジネス
メインマシンとして使える900g以下PCが、働き方改革の課題を解決する -
第46回
ビジネス
働き方改革の第1歩は、いままでの使い勝手を変えない「パソコン」でペーパーレス化すること - この連載の一覧へ











