東芝クライアントソリューションのウェブ直販サイト「東芝ダイレクト」で販売中の13.3型ノートパソコン「dynabook RZ83/C」(関連記事)は、購入時にユーザーが構成を選択できる。試用機の構成は、CPUにCore i7-7500U(2.7GHz)を採用し、8GBメモリーと512GBのSSDを搭載。加えて、Blu-ray Discドライブを内蔵している。Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスもプリインストールしており、価格は18万1440円だ。選択肢としては、16GBメモリーや1TB SSHDなども用意されている。
この構成での、Windowsの基本的な評価を実施するプログラム「WinSAT.exe」(「Windows エクスペリエンス インデックス」)の実行結果は、「グラフィックス」が「4.9」なので基本スコアこそ低くなったものの、「プロセッサ」は7.7、「メモリ」は7.9「プライマリハードディスク」は8.1とほかは非常に高い。なお、ゲーム用グラフィックスは、WinSAT.exeでは正しく計測できない。
グラフィックスのスコアが低くなるのは、CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 620を利用しているためだ。別途GPUを搭載したゲーミングモデルなどと比較すると低スコアになるものの、映像鑑賞などにはまず問題ない力は持っている。実際、本体のBlu-ray Discドライブを利用してコンテンツを再生してみたところ、問題なく楽しめた。
軽快な動作! CPU利用率もブラウザー利用では高くならない
利用中は、メモリーが8GBという点や、性能的に余裕のあるCPUである点があわさり、非常に快適に作業できる。ストレージがSSDなので、Windowsの起動や各種アプリケーションの立ち上がりも軽快だ。
どの程度の負荷がかかるのか、ブラウザー利用時のCPU利用率を確認してみた。まずASCII.jpのトップページを表示した場合は、読み込みの重くなる瞬間に60~80%の利用率まで上がることはあったものの、すぐに落ち着いた。閲覧しているときは、10%以下で推移していた。
YouTubeのHD動画再生も、やはり一時的に50~80%程度の利用率になるが、すぐに落ち着く。再生中はほぼ10~20%程度の利用率で安定した動きを見せていた。
いずれの場合も一時的にでもCPU利用率が100%にならず、利用時に止まったように感じる瞬間もなかった。待たされたり、いかにも負荷がかかっているという風な音をたてて動いているということもなく、快適に利用できた。オフィスや家庭での一般的な利用ならば、軽快に動作してくれるだろう。
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東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。たとえば、Core i7-7500U、16GBメモリー、512GB SSDを搭載する「dynabook RZ83/C」の場合、東芝ダイレクトの直販価格は19万2240円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は17万4960円(10月19日現在)となっている。
このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートパソコンの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!
dynabook RZ83/Cの主なスペック | |
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CPU | Core i7-7500U(2.7GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 |
メモリー | 4GB/8GB/16GB |
ストレージ | 1TB HDD/1TB ハイブリッドHDD/256GB SSD/512GB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ/Blu-ray Discドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1 |
インターフェース | USB 3.0端子×3、HDMI出力端子、ミニD-sub 15ピン、有線LAN端子、ブリッジメディアスロット |
内蔵カメラ | 約92万画素ウェブカメラ |
サイズ/重量 | およそ幅316.0×奥行229.0×高さ17.2~21.4mm/約1.32kg~1.44kg |
OS | Windows 10 Home(64bit)/Windows 10 Pro(64bit) |