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ACアダプターを持ち運ばなくても十分使えるバッテリー

アキュポイント&タッチパッドで外でも使いやすい東芝13.3型ノートPC

2017年11月09日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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「dynabook RZ83/C」

 ほぼA4サイズのボディーにハイパワーなCPU、なにより約1.34kgという軽量が魅力のノートパソコン「dynabook RZ83/C」。2017年春モデルで最新機種よりもお得に購入できるので、セカンドマシンとしての利用も考えられる。今回は、dynabook RZ83/Cの使い勝手を検証してみた。

 dynabook RZ83/Cは、13.3型のモバイルノートのため、テンキーなしのキーボードを採用。ピッチ幅はおよそ19mmあり、狭くはなくデスクトップパソコンとあまり変わらない印象。キーストロークは浅く、少し力を入れるだけでタイピングされていく。しかし、キーを押したときにしっかりと抵抗があるので、打っている感触はある。入力自体はとても軽快で、タイピングしていて心地いい。

 また、ノートパソコンにありがちな変わったキー配置もないので、デスクトップパソコンに慣れた人でも戸惑わない。カーソルキーは独立した形でまとめられているので使いやすいが、少しキーが小さいので多少慣れが必要な人もいるかもしれない。

dynabook RZ83/Cのキーボード

 ノートパソコンでは、ショートカットキーとしてよく使われるCTRLキーやALTキーが右側にはなかったりする場合もあるが、dynabook RZ83/Cではきちんと配置されている。その分、スペースキーの左右のキーのいくつかが縦長になっていたりするが、使っていて不便には感じなかった。Enterキーが大きいのもうれしい。

 さらにdynabook RZ83/Cには、複数のポインティングデバイスが装備されている。キーボード中央にあるアキュポイントと手前にあるタッチパッドは、どちらを使ってもいいようになっている。

キーボード中央にアキュポイントを搭載

 どちらのポインティングデバイスも感度がよく、反応もいい。カーソル移動速度は変更できるが、デフォルトではポインティングスティックのほうが移動速度が速く、タッチパッドのほうがゆっくりになっている。操作内容によって使い分けてもいいだろう。

 タッチパッドのボタンは、マウスのように上部に独立した形になっているが、実は手前側を押しても操作できる。ポインティングスティックで移動させながらタッチパッド上部のボタンを押したり、タッチパッドと手前のボタンで操作するなどは、ユーザーの好みになるだろう。アキュポイントであれば、ホームポジションから指を離さずに使えるので、作業効率は高くなるし、タイピングが不要な操作ではタッチパッドで操作するといった形での使い分けも考えられる。

 これらのポインティングデバイスがあれば、マウスなしで十分。外へ持ち出して使うとしたら、マウスを持ち歩かなくて済むのはとても助かる。もちろん、これまでマウスで操作してきたというユーザーは慣れが必要になると思うが、マウスなしで操作できるようにするメリットは大きいはずだ。

 なお、タッチパッド手前には指紋認証も搭載。電源を入れてからサインイン画面までは数秒という速さで、スリープ状態からの復帰もすぐなので、指紋認証を用いれば瞬時に使い始められる。

 外で使うときに気になるのは画面の見やすさだが、ノングレアタイプのディスプレーなので、外光の映り込みも少なく、色調もやわらかい。解像度はフルHDだが、外部ディスプレーに接続すれば4K表示も可能。HDMIポートとVGAポートがついているので、プレゼンなどで活躍してくれる。

 バッテリーの動作時間は、カタログスペックで約14時間となっている。これだけのスタミナがあれば、外で使う場合にACアダプターを持ち歩かなくてもいい場合が多い。ACアダプター自体軽いので、念のために持っていくという程度でいいだろう。

 dynabook RZ83/Cのスペックは前回お伝えしたが、再度おさらいしておこう。CPU-Zを用いた結果は下記の通り。

スペック

メモリー

グラフィックス

WIN SCORE SHAREの計測結果

 Windowsマシンとしての快適さを測るWIN SCORE SHAREで計測してみた結果は下記の通り。Core i7-7500UながらCPUは8ポイントに届いていないが、まずまずのポイント。SSDも8ポイント超えと高いスコアになっている。GPUがCPU内蔵のため5.5と低めになっている分、総合スコアも低くなってしまっている。さらにCrystalDiskMarkを使ってストレージの速度を計測してみた結果は下記の通りだ。

CrystalDiskMarkの結果

 搭載されているSSDは、シーケンシャルアクセス、ランダムアクセスともにとても速い速度で読み書きできるのがわかる数値となっている。

 次回は、グラフィックス性能なども含め、ベンチマークなどを実施してdynabook RZ83/Cの実力を測ってみる。

dynabook RZ83/Cの主なスペック
CPU Core i7-7500U(2.7GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620
メモリー 4GB/8GB/16GB
ストレージ 1TB HDD/1TB ハイブリッドHDD/256GB SSD/512GB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ/Blu-ray Discドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.0端子×3、HDMI出力端子、ミニD-sub 15ピン、有線LAN端子、ブリッジメディアスロット
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅316.0×奥行229.0×高さ17.2~21.4mm/約1.32kg~1.44kg
OS Windows 10 Home(64bit)/Windows 10 Pro(64bit)

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