ファーウェイ通信 第56回
家でも外でも楽しめる8型タブをスピーディー末岡が体験!
高機能なLTE対応SIMフリータブが2万円台! 「HUAWEI MediaPad M3 Lite」レビュー
2017年09月13日 11時00分更新
上位モデルゆずりの高音質サウンドが最大の魅力
さて、ここからはHUAWEI MediaPad M3 Liteの大きな特徴であるサウンド面をチェックしていく。
スピーカーは、横画面時の左右側面に各1基のデュアルスピーカー。それぞれにパワーアンプが搭載されており、非常にパワフルな音を出してくれる。ファーウェイ独自の「Smart PAシステム」も採用されており、音割れやハウリングを防止してくれる。
試しに、音楽を再生しながら徐々に音量を上げてみたのだが、音が割れることはなく、しっかりと楽しめた。一般的なリビングルーム程度のスペースであれば十分な音量であり、1人で音楽や動画を楽しむ場合だけでなく、家族や友達が周りに集まっている環境でも問題ない。
もう1つのポイントは、Harman Kardonによるサウンドチューニングだ。MediaPad Mシリーズではすでにおなじみのコラボだが、今回も本体背面にロゴが刻まれている。ここに、ファーウェイ独自のサラウンド技術である「SWS 3.0」が加わり、豊かで広がりのあるサウンドが再生されるようになっている。
動画再生時のサウンドもチェックしてみたが、臨場感のあるサウンドで映像の迫力も増すように感じた。もちろんイヤホンでの音質も良好だ。LTEモデルであれば外出先でもストリーミング視聴が可能だが、たとえばNetflixやAmazonビデオなどのサービスでは、事前に自宅の無線LAN環境でデータをダウンロードしておけば、オフラインでも視聴することができる。格安SIMだと通信量は月3GB程度なので、ぜひ活用してほしいテクである。
指紋認証センサーで端末を操作
ファーウェイ端末間で手軽に写真やファイルを共有できる機能も
HUAWEI MediaPad M3 Liteの便利な機能についても紹介していく。
まずは、指紋認証センサーを利用したナビゲーション操作。ディスプレー内に常時表示するナビゲーションバーの代わりに、指紋認証センサー上でタップや長押しなどで、前の画面に戻ったり起動中のタスクを表示するといった操作ができる。
この機能を利用すると、画面からナビゲーションバーを消すことができるため、画面のより広い範囲をアプリで活用できる。また、指の移動が最小限で済むというメリットもある。最初は若干戸惑うかもしれないが、慣れてしまえばまったく問題ない。
他のユーザーとファイルを共有するには「Huawei Share」も利用してほしい。2台のファーウェイ端末間でファイルを簡単に共有するための機能で、Bluetoothと無線LANをオンにしておくだけで簡単に利用できる。覚えておくと役立つだろう。
タブレットの大画面を活用する機能としては「マルチウィンドウ」が用意されている。これは、画面を2分割して2つのアプリを同時に表示させるもの。たとえば、ウェブで調べ物をしながら文書をまとめたり、スケジュールを見ながらメールの返信をしたりといった具合にマルチタスクで作業できるため、生産性がアップする。
| ファーウェイ「HUAWEI MediaPad M3 Lite」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 8型IPS液晶 |
| 画面解像度 | 1920×1200ドット |
| サイズ | 約123.3×213.3×7.5mm |
| 重量 | 約310g |
| CPU | Snapdragon 435(MSM8940) 1.4GHz×4+1.1GHz×4(オクタコア) |
| メモリー | 3GB |
| ストレージ | 32GB |
| 外部ストレージ | microSD(最大128GB) |
| OS | Android 7.0(EMUI 5.1) |
| 対応ネットワーク | LTE:バンド1/3/5/7/8/19/20/26/38/40/41 W-CDMA:バンド1/2/5/6/8/19 |
| 無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
| カメラ画素数 | リア:800万画素/イン:800万画素 |
| バッテリー容量 | 4800mAh |
| SIM形状 | nanoSIM |
| カラバリ | スペースグレー |
| 価格(税抜) | 2万9800円(LTE版)、2万4980円(Wi-Fi版) |

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