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仕事に差がつく!阿久津良和「Office 365のスゴ技」 ― 第1回

Office 365とは「サブスクリプション型Office 2016」+オンラインサービス

Office 365の基本、Business系とEnterprise系の違いとは?

2017年09月04日 12時00分更新

文● 阿久津良和 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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本連載は、マイクロソフトのSaaS型デスクトップ&Webアプリケーション「Office 365」について、仕事の生産性を高める便利機能や新機能、チームコラボレーションを促進する使い方などのTipsを紹介する。

 Office 365を使いこなして仕事を早く終わらせたい皆様にお届けする本連載。第1回目はOffice 365の基本を知ることから始めよう。

 日常業務でお馴染みのWordやExcelは、長年、“Office”という名称のオフィススイートとしてビジネスユーザーに提供されてきた。従来は箱に入ったパッケージのOfficeを購入すればサポート期間を終えるまで使い続けることができたのだが、クラウドの時代、Officeもクラウドサービス化され、使用料を払っている期間だけ使うサブスクリプションモデルでの利用が主流になっている。

 つまりOffice 365とは、「Office 2016を使う権利を月単位で契約し、OneDrive for BusinessやExchangeなどモデルによって異なるオンラインサービスを利用できる」製品だ。主な法人向けプランとしては、ユーザー規模などに応じて構成が異なる6種類(2017年9月時点)が用意されている(その他に従来の企業向けプランであるOffice 365 ProPlusがあるが、現在は改めて契約するメリットは少ないため割愛)。

Office 365のBusiness系プランOffice 365のEnterprise系プラン

 Office 365を大別すると、中小規模企業向のBusiness系と、大企業向けのEnterprise系に分かれる。それぞれの機能の違いは下の図にある通りだが、Business系の3プラン(Business、Business Enterprise、Business Premium)をざっくりまとめると「Business(サブスクリプション型Office 2016)+Essentials(法人向けオンラインサービス)=Business Premium」のような感じだ。

Office 365の6つの法人向けプランの機能差

 機能面以外おけるBusiness系とEnterprise系の違いは、サポート対応の手厚さだ。日本マイクロソフトはサポート内容に応じて3段階の重要度レベルを定めている。レベルA(重要)は、メールの送受信が広範囲にわたって不具合が発生するような、「1つ以上のサービスが使用できない」場合を指す。レベルB(高)は、Outlook 2016のアカウント設定でエラーが発生するもののWebブラウザ経由では動作するといったケースのように「一部の不具合が発生する」状態を指す。そしてレベルC(普通)は、ユーザーパスワードの無期限化などビジネスへの影響は軽微」なものを指す。

 Business系とEnterprise系の違いはレベルBの対応にある。受付時間は同じながらも、Enterprise系は翌日までに応答することを確約している。ちなみにだが、Business系プランを契約しいている筆者がレベルBのサポートを依頼した際も、サポートは6時間程度でスタートした。その他に、重要度Bは2時間、重要度Cは4時間まで対応時間を短縮した「上級サポート オプション」というのも用意されている。

 まずは、お使いのOffice 365のプランがBusiness系なのかEnterprise系なのかを確認してみよう。なお、本連載では主にBusiness Premiumまでのプランに含まれる機能を紹介していく予定だ。

訂正とお詫び:記事初出時、Business系プランとEnterprise系プランでインストール制限台数に違いがあると記載しておりましたが、正しくは、制限台数に違いはありません。お詫びして訂正いたします。(2017年9月6日)

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