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本体重量わずか95gのゲーミングマウス「HyperX Pulsefire FPS」レビュー

2017年06月28日 12時00分更新

文● 加藤 勝明 編集●北村/ASCII編集部

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 マウスやキーボードの出来はゲームプレーの質にかかわる重要な要素、というのはゲーマーの常識。特にマウスはFPSなどのエイミングに強く関係するのでシビアに選ばざるを得ない。

 各社からさまざまな付加機能や高精度センサーを搭載したゲーミングマウスが発売されているが、それなりのスペックを備えたモデルは価格も高め。1万円以上するマウスも珍しくない。

 だが、買って手に合わなければ後悔が残るし、手に合っても投資に見合った効果が得られないこともある。程々の価格で良い出来のマウスを使い潰すというスタンスのゲーマーも多いのではないだろうか。

 そこで、「HyperX」ブランドをひっさげゲーミングデバイス市場に猛アタックを仕掛けているKingstonがリリースした「HyperX Pulsefire FPS」ゲーミングマウスを試してみた。

6月26日に発売されたばかりのFPS向けゲーミングマウス「HyperX Pulsefire FPS」は、メモリーやSSDで有名なKingstonが初めて手がけたゲーミングマウス。6月26日発売で、実売価格は約5500円といったところ
マウスをレビューするので機材を……と頼んだら巨大な箱が届いた。特別仕様のセットで非売品とのこと。PC本体かと勘違いしそうな中に入っていたのは……
中身はKingston製の“HyperX”ブランドのゲーミングギア。今回レビューするマウス「HyperX Pulsefire FPS」の他に、キーボード「HyperX Alloy FPS」やマウスパッド「HyperX Fury Pro XL」、ヘッドセット「HyperX Cloud Revolver」にTシャツまである。カラーリングも黒+赤なので一式そろえて統一感を出したくなる。しかしマウスパッドのデカいことよ…

無闇に最新を狙わず、コスパを重視した設計

 それではHyperX Pulsefire FPSをじっくり眺めることにしよう。全体の形状は右手の形状に合わせたナス型。マイクロソフトの“Intellimouse Explorer 3.0”の系譜、最近の製品だとRazerの“DeathAdder”に近い形状といえる。

右手の形状にあわせ、親指の当たる部分が微妙にくびれたナス型のデザイン。ホイール部にボタン3、そのすぐ下にマウス感度を切り替えるボタンを配置している。カスタマイズ機能はないので、感度切替ボタンは他の機能に充てることはできない前後に大きめのソールを装着し、中央やや上にセンサーを配置。センサーのスペックだけ見ると2年位前のスペックだが、12000DPIなんて超高性能センサーを搭載されても、使い切れるかどうか怪しいことを考えると、このくらいがちょうど良い。その分価格や全体の作りの上手さでバランスをとった製品なのだ

 Pixart社の赤外線イメージングセンサー“PMW3310”を搭載し、解像度は400/800/1600/3200DPIの4段階、トラッキング速度は130ips&最大加速度30G。左右ボタンはオムロン製+4ボタン(Kalih製)、USBのポーリングレートは1000Hzといったところ。これらのスペックは今どきのゲーミングマウスとしてはごく一般的なものだ。

 枯れた設計を使ってコストダウンしているとはいえ、親指のラバーグリップや布巻ケーブル、底面の大型ソールなど、押さえるべき部分はしっかり押さえてある。中型やや大きめの製品でありながら本体重量は95gという軽さも好印象だ。

 ボタンのカスタマイズ用のマイコンも搭載しないので、PCに接続すればすぐ使える設計になっている。マウスの感度を細かく調整したい人には向かない製品といえるが、余計な設定ツールなどを入れたくない人にはちょうどいい製品といえるだろう。

マウスの頂点部分が中央やや後ろにあり、そこからややキツめの傾斜で前方に降りていくシルエット。ホールドしやすいように左右側面にはラバーグリップが配置されているため、側面をつまんで操作する時のフィーリングは良好だ
右側面、親指の当たるやや上の所には2つのボタン(ボタン4と5)を配置。この手のサイドボタンは配置が悪いと暴発しやすいので嫌う人もいるが、ボタンの突起の高さも固さもかなり良く練られているので暴発もせず、堅すぎて押せないということもない
後部から見たところ。やや親指側が高く、小指側が下がっているので手のひら全体を預けても手が自然な形で落ち着く印象
手を載せたイメージ。モデルの手の大きさは中指~手のひらの付け根まで約8cmといったところ。シンプルな形状なので右利きであればすんなりフィット
前方への傾斜がキツいのでボタンが押しにくいかと思われたが、クリック感は良好で、押したつもりなのに押されていないということもなかった
ホイール下のボタンは感度調整ボタン
LEDが仕込まれており、標準は赤(800DPI)、以降押すたびに→1600DPI(青)→3200DPI(黄色)→400DPI(白)→800DPI……と順繰りになる
各感度でマウスをゆっくりと左から右へ動かした時の軌跡を比較(ペイントで描いただけだが)。かなり大ざっぱだが、同じような操作でここまで移動量が違う、という目安にはなるだろう
ケーブルを含めた重量は120g、本体のみなら95gだ。軽めのマウスをブン回すタイプのゲーマーなら、かなり魅力的な軽さといえる

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