この連載は江渡浩一郎、きゅんくん、青木俊介が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回はきゅんくんが「黒メカフ(仮)」を作る様子を公開する。
昨年ステージ用に制作したウェアラブルアームロボット「METCALF stage(メカフステージ)」の同型パーツを、海内工業株式会社さんが黒アルマイトを掛けて作ってくださった。
「METCALFシリーズ」の初期パーツは自分で板金加工をしていたが、「METCALF clione(メカフクリオネ)」と「METCALF stage(メカフステージ)」の板金パーツは海内工業株式会社さんに製作をお願いしている。
座組を図にすると以下のような感じだ。
メカフクリオネとメカフステージのソフトウェアはロボット用OSの「V-Sido(ブシドー) OS」を作っているアスラテック株式会社さんにお願いした。実際に使用したAKB48単独公演のステージ裏でも、アスラテックの方々と着脱やロボットの調整などをした。経験も知識も乏しい私が大きなステージをなんとか乗り切れたのはアスラテックの方々のおかげだ。頭が上がらない。
メカフステージは前回のアスキー倶楽部での記事で作品撮りしたものを掲載した。こちらの記事だ。
今回はメカフステージとは別バージョンとして、「黒メカフ(仮名)」を作っていく。ソフトウェアも自分でやろうと思う。
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