ベトナムでオフショア開発をしているOne Technology Japanと、One Technology Corporationは、VR/AR受注拡大のため、ホーチミンオフィスを増床移転したと発表した。
VR/ARのマーケット拡大をにらんで、開発体制を強化。2017年夏には、日本とベトナムの市場に向けてB to BのVR自社サービスを展開するために、新プロダクトを制作中とのことだ。
新オフィスはタンソンニャット国際空港から5分ほどの立地にあるため、日本からのアクセスも便利だという。
昨年より日本企業からのVR、AR関連の受注が急速に伸びており、現在抱えている35名のエンジニアのうち、20名がVR、AR関連のアプリ制作をしているとのこと。新オフィスには、HTC VIVEなどのVR機器を備えた「VR ROOM」を新設し、エンジニアが開発しやすい環境を整えている。
今後、VR/AR関連は、エンターテインメントだけでなく、教育、観光、医療、建設、宿泊施設など、さまざまな分野で取り入れられると同社は考えている。
そのため、同社はVR/AR関連の開発に一層の力を入れ、Unityエンジニアを中心としたVR/ARエンジニアの数を、現在の20名から50名にし、開発体制をさらに強化するとしている。同時に、問い合わせの多い3DCG、3DCADの制作体制も立ちあげる。