プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第23回
シングルHDDのNASが壊れて嘆く編集Kの選択
Droboの「デュアルディスク冗長化」で大切なデータをがっちり保護!
2017年04月24日 11時00分更新
HDDはいつでも予期せぬタイミングで壊れる
この連載はDroboに関するさまざまなトピックを紹介しており、前回はついにDroboに搭載するHDDのベンダーである「株式会社HGSTジャパン」(以下、HGST)さんにおじゃまして、お話を伺うという機会までいただいた。
Droboで10TB HDDが何の問題もなく使える事、HGST営業本部ストレージソリューション部ディレクターの山本慎一氏の『「HDDのヘッドと円盤の関係は、ジャンボジェットが1mの高さを飛んでいるようなもの」という説明を聞いたことがあると思いますが、それはもう古い話で、今では「ジャンボジェットが0.7ミリの高さを滑っている」くらいの状態です。』といったお話は興味深く、多くの方に読んでいただいたらしい。
そんなやりとりをASCII.jpの編集K氏とした翌週、同氏より、
「家のNASが壊れました! どうしたらいいでしょう?」
との相談が。
……。筆者はDroboの記事を書かせてもらっているが、別にストレージ機器の専門家でもない。相談相手を間違っている気もするが、K氏も、かなりテンパっているようだ。K氏から詳しく話を聞いてみると、状況はこんな感じだった
- 4~5年前に量販店で買ったシングルHDDのNASで、保証期間は切れている
- 電源は入るが、内部からカッコン、カッコンと音がして、PCからは認識されない
- いったん電源OFFにして、2~3日後に再度スイッチを入れたが、症状は変わらない
これはもうどう見ても、NAS(Network Attached Storage、ネットワークを介して利用するストレージ機器)に搭載されているHDDが故障している状態だ。HDDを1台だけ搭載するタイプの機器なので、その1台が壊れたら、復活は難しい。大切なデータを安全・確実に保存したいのなら、もちろんDroboがお勧めだ。そしてK氏の場合はNASが必要で、個人ユースなので、Drobo 5N一択だ!。
などとK氏に説明したら、壊れたNASの事は泣く泣く諦め、悲劇の再発を防げるのならとDrobo 5Nを導入したそうだ。
というわけで、次の見出しからはK氏が語ったDrobo 5Nのインプレッションである。以前、元アスキーのデザイナーがDrobo 5Dtを導入した事例「Drobo 5DtでデザイナーのMacを守る!」を紹介したが、今回はそのDrobo 5N版というわけだ。
(次ページ、「安心できるNASが欲しい!」に続く)
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