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声優・田丸裕臣の今すぐ買いたいイケてるアイテム 第3回

一度使うと手放せない! モテる男のBluetoothヘッドセット

2017年04月09日 12時00分更新

文● 田丸 裕臣

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 初めましての方もそうでない方もこんにちは、声優・ナレーターの田丸裕臣です。好きな猫のタイプはマンチカンで、好きな麺の堅さはハリガネだよ!

声優の田丸裕臣です

 さて、今回はBluetoothヘッドセットについてです。と言ってもピンとこない人も多いですよね。Bluetoothヘッドセットとは、スマホなどにBluetooth(要するに電波です)で接続する、通話なども可能な無線のヘッドセットのことです。そう、無線! コードレスなんです!

 これすっごい便利で、僕はもうかれこれ5年くらいずっと通話の時は使ってるんですが……ナゼか巷で流行らない。両手が自由なので、人と通話しながら料理だって洗濯だってできるし、なにより、雨の日に両手を占領されることがないので右手で傘を持ってて疲れてきたら、左手に持ち替えられるんです(って、どんだけ重い傘持ってるんだ?)。

 ふぅー、だいたい便利さは伝わったかな? あ、あと通話しながらアプリ立ち上げてゲームもできちゃいます。

今回はBluetoothヘッドセットのレビューです。キリッ!

 ちなみにこのBluetoothヘッドセット、海外ではわりと使ってる人多いらしいんですが、日本では車に乗っている人など以外では、あまり見かけないんですよね~。国民性かな? 確かに外だと独り言を言っているようにしか見えないしねー。

 僕もよく道ばたで通話してると知らない人に振り向かれるんですよ。よし! Bluetoothヘッドセットの良さが最大限に伝わったところで、商品紹介に参りましょう!

 多くの方は、「無線のヘッドセット? 設定とか面倒なんでしょ?」と思っているかもしれませんが、んなこたーございません。今の製品は優秀で、ヘッドセットのスイッチを入れてスマホ側で接続をタップすれば、だいたいのものはすぐに使えるようになります。

 しかも、一度ペアリング(スマホとの同期)をしてしまえば、以降はその手間さえ要らずにヘッドセットのスイッチさえ入れればすぐに使えます。これで補足的なことは大丈夫かな? では早速Bluetoothヘッドセットのメーカーで有名なJabraのヘッドセットからご紹介します。

約9時間という長時間駆動
Jabra「BOOST」

 最初に試したのはわりと低価格で購入できるJabraの「BOOST」から。こちらはおそらく多くの方が購入しているであろうエントリーモデルです。とはいいつつも、普通に通話や音楽を聴くだけなら十分な機能を擁しています。

Jabra「BOOST」。実売価格は2800円前後

 カラーは3色あり、外観はツヤツヤした加工がされていて、人によっては指紋などが気になるかもしれませんが、逆に傷は目立ちづらいのかなと思います。

 駆動時間はメーカー発表によると約9時間なので、普段使いには十分なバッテリー駆動時間なのではないかと思います。最近のものは、このくらいバッテリーがもつ物が多いので、あまり残量を気にする必要がないのもいいですよね。

 付け方なのですが、僕は個人的にこのタイプが好きで、耳の外側に引っかけるのではなく耳に……、なんと言えばいいんでしょう? 実物を見ていただければわかると思うのですが、内側にフィットさせるとでも言えばいいのか、付けているのを忘れるくらい自然に付けられます。

イヤージェルというゴムを、耳の内側に押し込んで装着します

耳の外側にかけるイヤーフックも付属しています

付属品は、イヤーフック(2サイズ)とイヤージェル(3個)

 そして肝心の通話に関して言えば、相手には非常にクリアに伝わるそうです。あ、今回は相手がいないと通話テストが成立しないので、友人に協力してもらいました。そうですね、仮にサトシ君とでもしておきましょうか。全然名前違うけどそうしておきましょう。

 サトシ君曰く、まったく問題なく聞こえて音質もクリアだったそうです。ですが、これはこの価格帯のヘッドセットマイク全般に言えることなのですが、外で使うと何の音でも拾ってしまうんですよね。なので屋外で歩きながら使うと、車の走行音や人の話し声などでこちらが何を言っているのか、相手に伝わらない場面もありました。こちらに聞こえる音量は問題ないので、向こうが言っていることは聞こえるんですけどね。

 ちなみに音楽再生も試したのですが、個人的には十分な音質と音量だったと思います。すみませんあっさりしていて。音楽はあまりスマホで聴かないもので。

このサイズで9時間駆動はすばらしい! 話手の声以外にもいろいろなノイズを拾ってしまいますが、2800円前後という実売価格を考えると、十分な性能です

音声応答がすばらしい
Jabra「STORM」

 さ、続いての機種にいきましょう。次も同じJabra製の「STORM」という機種。こちらは先程のエントリーモデルよりも少し高めなモデルですが、その分さまざまな部分でグレードアップしています。

Jabra「STORM」。実売価格は7600円前後

 まず一番のウリは風切り音がしないこと。これはかなり実感できて、先程ご紹介したBOOSTだとかなり気になっていた風の音によるノイズも、STORMだと相手はあまり感じないとのこと!

 皆様すっかりおなじみのサトシ君によると、通話音質も向上しているらしく、先程のBOOSTだと感じていた独特の高音がなくなり心地よい音声で聞こえるらしいです。

耳の付け根、後ろ側に各種ボタンを集約してます。装着時に目立たないのがいいですね

付属品は色違いのイヤージェルと、マイク部に取り付けるウインドソックです

付属のウインドソックを装着すれば、強風時の風切り音を低減できます

 形状に関して言えば、このSTORMはザ・ヘッドセットという形をしていて、耳の外側に引っかけるタイプのもので、古臭いイメージがあって普通なら僕は購入を敬遠する形状なのですが。そこはほら、メーカーさんのご厚意というか、せっかくなら購入前にいろいろなタイプの製品を試させてもらおうかなと。食わず嫌いは良くないですからね。

 でもいざ使ってみると、意外や意外。引っかけタイプなのに全然付けてる感もなく、長時間でもまったく苦になりませんでした。

 そして、こちらのSTORMでは「音声応答」という機能も試してみました。電話がかかってきたら、イエスと言えばほかには何もせずに出られちゃうという優れもの。サトシ君にかけてもらって試したところ、僕のつたない「い、いぇす!」でも出られたので、日本人向けに調整されているのではないかと思います。

 これは僕の発音が予想外にネイティブだったか、メーカーさんの気配りかどっちかですね。間違いなく後者ですけど。いやーこの機種も使ってみて良かったー。やっぱり食わず嫌いはダメですね。いい勉強になりました。

付けてみると、意外と目立たないですね。これはいいかも! ちなみに、本体はNFC対応なので、iPhone 7などのNFC対応スマホなら、スマホとヘッドセットを合わせるだけでペアリングできて便利です

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