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絶好調なRyzen! マザーはどれを買う?【ASRock編】

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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機能を詰め込んだハイエンドマザーの
「Fatal1ty X370 Professional Gaming」

 ASRockマザーの定番シリーズとなるゲーミング向けの「Fatal1ty Gaming」。Socket AM4プラットフォームでは、「X370」を搭載したハイエンドの「Fatal1ty X370 Professional Gaming」に、価格を2万円前半に抑えた「Fatal1ty X370 Gaming K4」、そして「B350」を搭載し、1万円台の手ごろな価格になっている「Fatal1ty AB350 Gaming K4」の3製品を用意している。

 「Fatal1ty X370 Professional Gaming」には、「RGB LED」や定番OC向け機能の「Hyper BCLK Engine II」、スチールスロットといった機能をはじめ、ハイエンドならではの機能が備わっている。

「Fatal1ty X370 Professional Gaming」

IEEE802.11acに対応する無線LANも搭載やUSB 3.1 Type Cポートなども装備

 ゲームで大事なサウンド機能には、SN比120dBのRealtek最新オーディオチップ「ALC1220」を採用。その上、7.1chサラウンドサウンド再生を可能にするCreativeの最新ソフトウェア「Sound Blaster Cinema 3」に対応。

左右チャンネルの基板レイヤーを分離し、信号干渉を防止するなど、ASRock自慢の高品質オーディオ回路を搭載する

 有線ネットワークには、既存のLANケーブルで、これまでの最大5倍高速な5Gbpsの高速ネットワークを実現する 5Gb/s BASE-T LANに対応(AQUANTIA AQC108)するポートも装備しているのも特徴だ。

既存のCat5e/Cat6対応LANケーブルを使って、最大5Gbpsの高速通信を可能にする有線LANポートを1基装備

 そのほか、耐久性や品質面の「SuperAlloy」も満載で、MOSFETに大型アルミニウム合金製ヒートシンク、マザーボードのVCore電圧を強化する「プレミアム 60A パワーチョーク」、1万2000時間の寿命を誇る「ニチコン製 12K プラチナコンデンサ」などを採用している。

安定性、耐久性、品質面も安心の「Fatal1ty X370 Professional Gaming」

「Fatal1ty X370 Professional Gaming」スペック表(※Ryzen CPU搭載時)
フォームファクター ATX
チップセット AMD X370
メモリー DDR4-3200+(OC)対応×4、最大64GB
拡張スロット PCI Express (Gen3) x16×2(x16、x8動作)、PCI Express (Gen2) x16×1(x4動作)、PCI Express (Gen2) x1×2
マルチGPU NVIDIA SLI、AMD CrossFireX
ストレージ M.2×2(PCI Express Gen3 x4/SATA3.0 6Gbps×1、PCI Express Gen2 x4×1)、SATA3.0 6Gbps×10(ASMedia ASM1061×2)
インターフェース USB 3.1×2(Type A×1、Type C×1)、USB 3.0×10(背面×6、ヘッダピン×4)、USB 2.0×4(ヘッダピン)、PS/2×1
ネットワーク ギガビットLAN(Intel I211AT)、5Gb/s LAN(AQUANTIA AQC108)、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac + Bluetooth v4.2
サウンド 7.1ch HD Audio(Realtek ALC1120)、Creative「Sound Blaster Cinema 3」
価格 3万7000円前後

価格と機能のバランスグッドな
「Fatal1ty X370 Gaming K4」

 「Fatal1ty X370 Gaming K4」は、SN比120dBのRealtek「ALC1220」やCreative「Sound Blaster Cinema 3」、LEDイルミネーション機能の「RGB LED」(LEDピンヘッダー×2)、スチールスロットといった特徴を備えつつ、価格を抑えたモデルだ。

 なお、M.2スロットの転送速度は、「Ultra M.2 Socket」はPCIe Gen3.0×4 32Gb/sに対応するが、「M.2 Socket」はPCIe Gen2.0 ×2 10Gb/s、SATA3.0 6Gbps対応になっている。

高耐久な「12K プラチナコンデンサ」や安定性に定評のあるIntel LANを搭載するなど、メインストリームにもおすすめの「Fatal1ty X370 Gaming K4」

4K/60p対応のHDMI出力端子やUSB3.0×6、USB3.1×2などを備える

「Fatal1ty X370 Gaming K4」スペック表(※Ryzen CPU搭載時)
フォームファクター ATX
チップセット AMD X370
メモリー DDR4-2933+(OC)対応×4、最大64GB
拡張スロット PCI Express (Gen3) x16×2(x16または、x8×2動作)、PCI Express (Gen2) x1×4、M.2×1(Key E)
マルチGPU NVIDIA SLI、AMD CrossFireX
ストレージ M.2×2(PCI Express Gen3 x4/SATA3.0 6Gbps×1、PCI Express Gen2 x2/SATA3.0 6Gbps×1)、SATA3.0 6Gbps×6
インターフェース HDMI×1、USB 3.1×2(Type A×1、Type C×1)、USB 3.0×10(背面×6、ヘッダピン×4)、USB 2.0×4(ヘッダピン)、PS/2×2
ネットワーク ギガビットLAN(Intel I211AT)
サウンド 7.1ch HD Audio(Realtek ALC1120)、Creative「Sound Blaster Cinema 3」
価格 2万1500円前後

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