スマホやPepperが担当官？ 採用面接サービス「（仮）AI面接官」
戦略採用面接メソッド「T&Aメソッド」を取り入れた人工知能を搭載
文● 田沢／ASCII
タレントアンドアセスメントは2月27日、独自の戦略採用面接メソッド「T&Aメソッド」を取り入れた人工知能（AI）による採用面接サービス「（仮）AI面接官」を5月上旬から提供開始することを発表した。
同サービスは、企業が求める人物像や採用基準に基づいてAIが採用面接を実施して、応募者の資質を分析して診断結果データを提供するサービスだ。面接での候補者は、スマートフォンアプリや特設会場などに設置した人型ロボット「Pepper」で採用面接が受けられるよう開発を進めている。
AIが人間の代わりに採用面接を実施することで、筆記試験や面接官による一次面接が不要になる。これにより、従来の採用面接に費やしていた時間やコストを削減できる。さらに面接官の個人的な印象や経験則ではなく、統一された採用基準による選考が可能になるという。3年後には、同システムによる合計20社のべ16万人の学生の利用を見込んでいるという。
