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魅惑のXperia周辺機器 第42回

気が利くキュートなBluetoothタグ「Qrio Smart Tag」:Xperia周辺機器

2017年02月26日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 日ごろの忙しさのせいか加齢の影響か、肌身離さず持ち歩いているはずのXperiaを「どこに置いたっけ?」と探したり外出前にカギを探したりと、急いでいるトキに限って慌てふためくことが多くなってきました。

 いっそのこと、ヒモでくくり付けておけば絶対に忘れることもないだろうなと思っていたら、「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」という便利グッズをクラウドファウンディング「Makuake」で発見しゲットしました。

 Qrio Smart Tagは、自分の大切なモノに付けるとXperiaとBluetoothで接続し、置き場所がわからなくなった際や紛失時に見つけられるというアイテムです。世の中には同様のアイテムがいろいろありますが、見た目にもかわいらしいサイズとカラーリング、ストラップが付いたキュートなデザインが目を惹きます。

 日常生活で使うものなので、身につけたいと思えるもののほうが良いに決まっています。カラーバリエーションはBaby Pink(ベビーピンク)、Light Blue(ライトブルー)、Lime Yellow(ライムイエロー)、Navy(ネイビー)、Black(ブラック)の全5色。自分のXperiaのカラバリと合わせることもできます。

 気になる中身を見ると、電源はバッテリーではなくボタン電池(CR2032)です。これでだいたい最長6ヵ月ほど利用できます。どこでも手に入るボタン電池なので、電池が切れてもすぐに買えるというところもポイントです。

 アイテムによっては「ストラップが短すぎて付けられない」ということもありますが、ちゃんとストラップ部分だけを取り外せるようになっています。

 Xperiaにインストールしておくのは「Qrio Smart Tag」という、製品名と同じ名前のアプリです。

 事前にやることといえば、アカウントを作成(コレが重要)しておくことと、Bluetooth接続でQrio Smart Tagを登録して、大切なモノに取り付けておくこと。ベタではありますが、筆者はいつも行方不明になるカギ類にQrio Smart Tagを付けておきました。

 早速、Qrio Smart Tagを付けたモノが見える場所で試してみます。Belutoothが届く範囲(約10~20m)であればシンプルにアプリを立ち上げ、スマートタグアイコンをポチッとタップするだけで、Qrio Smart Tagがブザーをビビビっと鳴らして教えてくれます。離れすぎて通信が途切れるとアプリにプッシュ通知が届くので、置き忘れにもすぐに気付けます。

 逆にQrio Smart TagはあるがXperiaが見つからないという場合は、Qrio Smart Tagのボタンをポチっと押すと、Xperiaがアラームを鳴らして居場所を教えてくれます。なかなかいい感じです。

 ただし、そんなに現実は甘くはありません。いつもこんなにすぐ行方不明のアイテムが見つかれば、誰も苦労はしないのです。

 行方不明になりそうな場所はもっと広範囲で、立ち寄ったお店かもしれないし車の中かもしれないし、「そこだったか!」と自分にツッコミを入れてしまうような場所だったりもしますが、モノを探し回っている際はもはやパニックです。

 このような場合は、アプリのマップ(地図)からおおよその位置が確認できます。これはQrio Smart TagがXperiaと接続している間に、XperiaのGPSから位置情報を記録するという気が利いた機能によるものです。

 そもそも、XperiaとQrio Smart Tagを入れたバッグが所在不明というパターンがあるかもしれません。これは最悪の状況です。もはや警察に届け出たいレベルですが、Qrio Smart Tagを使っていればまだ一縷の望みがあります。

 別のXperiaにQrio Smart Tagアプリをインストールして、ユーザーログイン(ここが重要です)しておくと、なんとアプリのマップ(地図)から位置を確認できます。

 位置確認すらできず、どうしようもない場合は「紛失モード」にしましょう。Qrio Smart Tagには、同じくQrio Smart Tagを利用中の他のユーザーのアプリが自分のTagを検知すると、自動的にクラウド経由で持ち主に位置を知らせてくれるという、涙ながらの協力プレイ機能も搭載しています。

 目的は探しモノを見つけるというアイテムですが、Bluetoothを活用したオマケ機能もあります。Qrio Smart Tagのボタンを押す操作は他にも1回・2回押したとき、長押ししたときの3つのパターンがあり、スマホのブザーを鳴らすだけでなくカメラのシャッターやGoogle Play Musicの操作などを割り当てることができます。

 ボタンをポチっと押すだけで音楽を再生/停止したり、セルフタイマー機能からカウントダウンで自撮りできたりと、意外と活用シーンがありそうです。シンプルながらもカンタンな操作と見た目のキュートさが合わさって、今はすっかり日々の生活になじんでしまいました。

 家族や友人といっしょにQrio Smart Tagを持って共有しておけば、大切なものを探すときに助け合えます。うっかり屋さんを自認する方は、ぜひ使ってみてください!

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