この記事は「ステンシルマシンをレストアしてみました」の続きです。前回と合わせてご覧ください。
掃除しまくったら動くようになりました
昨年末にeBayで買った、いまいち動作不良なステンシルマシン。今回は掃除の続きです。
ステンシルマシンってどういう仕組みなんだろうと思ってたんですが、バラしてみてわかりました。文字の形をした刃と、文字の形にくり抜かれた枠があって、レバーを下に押すことで刃が下がり、刃と枠の間に挟んだ紙がバチンと切り抜かれるようになっています。書類に穴を開けるパンチと同じですね。刃は円盤状に並んでいるので、ハンドルを回して文字を選ぶことができます。
この円盤にホコリがこびりついてヒドい状態だったので、エアダスターで大雑把に吹き飛ばしたあと、全体にパーツクリーナーをガンガン吹き付けて、汚れを洗い流しました。動く部分には潤滑剤のラスベネを吹き付けておきます。
前回試したとき、いくつかの文字が綺麗に切り抜けなかったのですが、それも汚れが原因。刃に汚れがこびり付いているせいで、受け側の枠にキチンと刺さらなくなっているようです。ここは歯ブラシを使って丁寧に磨いてあげました。
刃が付いたプレートをチェックすると、いくつかの刃が少し下がった状態で止まっていました。文字を選ぶハンドルが動かなくなることがあったんですが、どうやらこの下がった刃が引っかかっていたようです。
文字の刃は、刃についた金属棒が押されることで下がるようになっています。その金属棒が汚れているせいで途中までしか戻らなくなっていたんですが、クリーナーと歯ブラシで掃除をしたら、ちゃんと戻るようになりました。
残るは、レバーを押すこともできなかった6つの文字。汚れでくっ付いてしまっているみたいで、手で金属棒を押してもビクともしませんでした。でも動かないからといっていきなりハンマーで引っぱたいたりすると、金属棒が曲がったり、どこかが壊れたりしかねません。ここは慌てず、ラスベネを吹き付けてしばし待ちます。
そして2、3分後。油が浸透したかなってあたりでおもむろにハンマーでガン! と引っぱたくと、固着が剥がれて動くようになります。あとはスムーズに動くまで汚れを落とし、注油すればオーケー。徐々に動くようになり、最後には指で楽に押せるようになりました。
これで下半分の掃除は終了。上半分については、レバー部分は支障なく動いてたんで、ホコリを吹き飛ばしたらパーツクリーナーを吹きまくって洗浄し、ラスベネを吹き付けておきました。あとは、円盤の刃と枠の間に入っていたプレートが錆びていたので錆び落としで磨いたぐらいです。
あとは組み立てるのみ!

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