脳波センサーを用いて手書きをしていたときの感情をインクに記録
ワコム、デジタルインクに喜怒哀楽を記録するコンセプトをCES 2017で発表
2017年01月06日 16時31分更新
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モーショナル・スペクトラムを装着してデジタルペンで手書き(左)、喜怒哀楽の感情を測定(右)
ワコムは1月6日、タブレット端末などに手書きした際の「喜怒哀楽」感情をデジタルインクに記録、抽出して表示するコンセプトモデルを展示した。
これは米ニューロスカイの脳波センサー「エモーショナル・スペクトラム」を併用し、ワコムのデジタルペンで手書き文字を入力する際の脳波も記録。2016年10月に発表したコンセプト「感情を伝える手紙」に実装した。
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手書きした文字データ(デジタルインク)には感情の起伏も記述される
従来の「感情を伝える手紙」では集中やリラックスといった心理状態のレベル感を表現していたが、エモーショナル・スペクトラムにより喜怒哀楽といった感情が記録されるという。
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