7~8万円で買えるパナソニックの4K UHD BD対応のレコーダーを徹底チェック!
2016年12月13日 12時00分更新
前回、4K BDことUHD BDについて詳しく紹介した。簡単に振り返ると、UHD BDの再生には対応するプレーヤーが必須で、現在のところパナソニック、もしくはマイクロソフト(Xbox Oen S)しか製品化していない。
前回はプレーヤーを中心に紹介したが、UHD BD再生に対応したBDレコーダーも製品化されている(4Kでの記録に対応しているわけではない)。どうせ買うのであればレコーダーのほうがいい、という人も多いはずだ。
パナソニックが初のUHD BD対応BDレコーダー「DMR-UBZ1」を発売したのは2015年。当時の最上位モデルという位置づけで実売価格は40万円前後(現在の実売価格は27万円前後)と高価だった。
それから約1年が経った11月、同社はUHD BD対応BDレコーダーの新モデル「DMR-UBZ2020」を発売。その実売価格は8万5000円前後と一気に普及価格帯となった。
実売8万円台のBDレコでもUHD BD対応モデルが登場
まずはDMR-UBZ2020の概要から紹介していこう。BDレコとしてのスペックは、2TB HDDを内蔵した3チューナーモデルとなる。ちなみに、1TB HDDを内蔵した「DMR-UBZ1020」(7万6000円前後)もあり、こちらもUHD BDの再生が可能だ。
レコーダとしての大きなポイントは使いやすさの向上。初期設定はチャンネル設定とネットワーク設定の2ステップに集約され、最初に使うときの設定が大幅に簡略化された。
さらに、番組表などでその日の新番組をお知らせする機能は「新番組/特番おしらせ」機能に強化。新番組だけでなく、プライムタイムの2時間枠の特番、また地上波あるいはBS初の放送となる映画などもお知らせするようになった。こうした告知機能の充実で番組の録り逃しを防ごうというわけだ。
新番組/特番おしらせ機能に合わせて、番組表もデザインを小変更。番組情報のタイトルと詳細情報の文字種を分け、より視認性の高いものとしている。
パナソニックのBDレコーダーは、以前から多機能と使いやすさで評判だったが、さらに細かな修正を加えて使い勝手を高めてきている。
このほかの録画/再生、ダビングといったいわゆるテレビ録画のための機能には大きな変更はない。スマホなどへ番組を配信するリモート視聴機能やDLNA再生機能なども一通り継承している。
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