このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第96回

各種SNSへ投稿する時間を指定できるiPhoneアプリ「Buffer」を徹底解説

2016年11月30日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

複数のSNSにまとめて投稿することもできる

 TwitterとFacebookなど、複数のSNSに同じ内容をまとめて投稿できる。それぞれに投稿する手間を省きたいなら活用したい。右下の「Settings」を開いて、「Select Defaults」をオンにし、「Select Defaults Profiles」をタップする。そこで常に投稿したいアカウントにチェックしておけばいい。これで投稿の作成画面が開くと、あらかじめ指定したSNSが選択された状態になっている。

 もし、投稿によって追加したり除外したいSNSがあっても大丈夫。アカウントの右側の「+」アイコンをタップすれば、自由に投稿先を選択できる。

 なお、Instagramのみは完全な自動投稿ができない。時間になると通知が出るので、「Post」をタップするなど手動の作業が必要になるのだ。

「Settings」で設定画面を開いて、「Select Defaults」をオンにする

「Select Defaults Profiles」で投稿したいアカウントにチェックする

投稿作成画面。SNSアカウントが自動的に選択されているのがわかる

「+」をタップすると、投稿先を変更できる

「Instagram」に時間指定投稿をすると、その時間に通知が出る

開くと、投稿画面が開くので、「Post」をタップして手動で投稿する

ほかのアプリから手軽に投稿する

 アプリの共有メニューから表示できる、「App Extension」に「Buffer」を登録しておくと、手軽に投稿できるのでお勧め。まずは、「Buffer」の設定画面から「Set up Extension」をタップし、チュートリアルを進めたら「Let's do it!」をタップ。「More」から「Buffer」を追加して、使いやすいい位置に移動すればいい。これで、ブラウザなどの共有画面から、Bufferに手軽にURLなどを投稿できるようになる。

「Buffer」の「Settings」から「Set up Extension」をタップするとチュートリアルが開く

エクステンションをスライドさせて「More」をタップ

Bufferをオンにして、上に移動させる

使いやすい位置にセットできた

ブラウザから共有メニューを表示し、「Buffer」をタップ

表示中のウェブページのタイトルとURL、サムネイルが入った投稿画面が開く。後はコメントを入れて投稿するだけ

 以上が、「Buffer」の説明書となる。ほかにも、テーマをダークモードにしたり、Touch IDでセキュリティーをかけたり、メールでBufferに投稿できるようにするなど、まだまだ細かい機能がいっぱいある。もし気に入った人は色々いじってみてほしい。

 SNSへの投稿時間を指定する、もしくは同じ内容を複数のSNSへ投稿する、というどちらかのニーズがあるなら、「Buffer」は文句なしに神アプリ。無料だし、是非一度使ってみて欲しい。投稿数が足りないようなら、有料プランにしてもいいだろう。

設定画面からダークモードにできる

有料プランは月額1200円、もしくは年払いなら16%引きの1万1800円となる


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン