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ASCII 冬のベストセレクション 2016 第2回

ASCII編集部 スピーディー末岡がオススメ

Wi-Fiなら断然Aterm! 「Aterm WG2600HP2」は家族で複数接続でも超快適

2016年11月29日 11時00分更新

文● スピーディー末岡/高橋量、編集●Atermマニアックス

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「極技」(きわみわざ)で実現した、
4×4 MIMOとは思えないコンパクトなボディ

 「Aterm WG2600HP2」の通信速度が高速なのは4×4 MIMO、つまり無線電波の受信用に4本と送信用に4本のアンテナを内蔵しているためだ。

 一般に、これだけのアンテナを利用するとなると、ノイズの干渉を防ぐ遮断材によって基盤のサイズが大きくなり、その影響で製品そのものが大型化しやすい。大きなアンテナがいくつも飛び出た製品をイメージする方もいるはずだ。

 しかし「Aterm WG2600HP2」は、本体サイズが約幅38×奥行き130×高さ181mmと非常に小さくて薄い。実物を目にすると、片手で簡単につかめるほどの大きさのため驚く方は多いはずだ。しかも、取り外し可能なスタンドの取り付け位置を変えることで縦置きや横置きで設置したり、ネジを使って壁に掛けたりできるため、設置場所に困ることはないのだ。

「Aterm WG2600HP2」の前面(写真左)と背面(写真右)。サイズは約幅38×奥行き130×高さ181mmとコンパクトで薄い。背面にはWAN接続用のLANポート、LAN接続ポート×4、USB3.0端子、モード切替スイッチなどが用意されている

付属のスタンドを付け替えることで、横置きでも設置可能。側面部の穴にネジなどを引っ掛けることで、壁掛けの状態で利用することもできる

 「Aterm WG2600HP2」がコンパクトな理由は、NECプラットフォームズが「極技」(きわみわざ)と呼ぶ独自の先端技術がふんだんに使われているためだ。そのひとつ目が、基盤上に配置された米粒大ほどの大きさでありながら360度全方向に電波をしっかり飛ばす「μSRアンテナ」(マイクロSRアンテナ)と、アンテナ間の電波干渉を防ぐ「アイソレーション・アンテナ」、そして電波を垂直方向に飛ばす「ピン・ダイポールアンテナ」を採用している点にある。

「Aterm WG2600HP2」では、従来の「μSRアンテナ」(マイクロSRアンテナ)に加えて、「アイソレーション・アンテナ」「ピン・ダイポールアンテナ」を採用している(写真は「μSRアンテナ」のイメージ)

 極技のふたつ目が、ノイズ対策のための技術「μEBG」(マイクロEBG)だ。本体のプリント基板内を伝わって基板の端などから放射される電磁ノイズを遮断し、アンテナへのノイズの侵入を最大で約25%カットするというもので、受信感度向上や安定した高速通信に役立っているのだ。

写真中央部にある渦巻き状の模様にみえるものが「μEBG」だ

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