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46書体もの日本語フォントが使えるPlatinum Editionも用意

キングソフトのMS Office互換格安オフィスが「WPS Office」にリニューアル

2016年11月16日 09時00分更新

文● ゆうこば

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 キングソフトは、MS Office互換の総合オフィスソフト「KINGSOFT Office」をリニューアル。グローバルで展開している「WPS Office」に名称変更します。

10周年を迎えた格安オフィスソフト

 KINGSOFT Officeは、2006年11月より日本市場で展開。今年で10周年を迎えました。3000〜6000円程度の価格帯で、マイクロソフト製Officeの各種ファイル(.docx、.xlsx、.pptx)や機能と互換性をもちつつ、独自の機能も加わった製品となっています。

 また、2011年にはAndroid版、2014年にはiOS版をリリース。モバイルアプリとしてもユーザーを増やしています。

10年間、着々と機能を追加してきた

利用者の規模は例年増えている

KINGSOFT Office(WPS Office)は中国産のワープロソフト「WPS for DOS」が起源。当時も安価な価格設定を一時は中国全土で使われたものの、Windows 3.1とMS Officeの中国展開と、WPS for DOSがWYSIWYG非対応だったこともあり、シェアが減少。その後、ソースコードを一から書き直し、MS Office互換ソフトとして舵をとったとのこと

 日本でのアクティベーション済みライセンス数は約600万。価格に敏感な個人ユーザーや、ライセンス数が多くなりがちな企業で導入されていると言います。

 すでに、今年の新製品として「KINGSOFT Office 2016」が発表され販売していましたが、本日より「WPS Office」に生まれ変わりました。

旧OfficeのUIやMac対応フォントなどを搭載

 WPS Officeでは、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの3つのソフトから構成。それぞれ、マイクロソフトの旧Officeを意識した4つのUIを用意しており、使い慣れた見た目で最新機能を利用できます。

 また、エディションにもよりますが日本語フォントも多数搭載。5000台限定の「WPS Office Platinum Edition」(9880円、税込)については、モトヤ、モリサワ、SCREEN GP製の35書体、リコー社製のOfficeバンドルフォント11書体が使えます(他ソフトでの利用は不可)。

ヒラギノ丸ゴシック体など、Mac搭載フォントなどもエディションによっては同梱(写真は2016UI選択時)

UIを変更したところ(写真はクラシックインターフェース選択時)

 エディションは一般向け6種類(内2種類はAndroid、iOS向け)と法人向け2種類の計8種類。それぞれ収録フォントやVBAマクロ対応、価格などが異なります。なお、一般向けデスクトップ(Windows 7、8.1、10)アプリ利用時の月額プラン用意は、直販では現状予定されていないようです。

それぞれのエディションの詳細。PC、Androic、iOSそれぞれ対応の場合は、各1台までアクティベート可能

訂正:発表会のスライドにて、Gold EditionとPlatinum Editionの収録フォント数が入れ替わっていたため、正しいスライドに差し替えました。(2016年11月16日)

Platinum Editionのパッケージサンプル

モバイルOSではスマホとタブレット両対応(写真はAndroid版)

 なお、各エディション共に直販サイトにてすでにダウンロード購入可能。パッケージ版については、11月25日発売予定となっています。また、既存のKINGSOFT Offceユーザーを対象に、WPS Officeへのアップデートも年内に配信予定です。

 中国ではすでに「WPS+」というクラウドサービスとあわせた展開を行なっている本製品。「日本でも近い将来に展開」(同社CTO 章慶元氏)とのことで、今後のアップデートにも注目です。

中国で展開されている「WPS+」。WPS Officeの各モバイルOS向けアプリはもちろん、メールやドライブなど鉄板ものから、既存の印刷向け文章をモバイル端末での表示に適したレイアウトにして出力するソフトなど独自のものを用意している

写真左から、同社CTO 章慶元氏、取締役社長 馮達氏、執行役員 齋藤理氏

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