乗用人型変形ロボット開発のため、アスラテックほか2社がLLP設立
メカデザイン協力は大河原邦男氏
アスラテックは11月11日、三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICSと共同で有限責任事業組合(LLP)を設立し、乗用人型変形ロボット「J-deite RIDE(ジェイダイト・ライド)」の開発における合意を発表した。
J-deite RIDEは、人型(ロボットモード)と車型(ビークルモード)とに完全変形できる、全長およそ4メートルのロボットだ。ロボットモードでは二足歩行が可能で、ビークルモードでは人が乗って運転できるようになる予定。
BRAVE ROBOTICSおよびアスラテックが参画する変形ロボット製造プロジェクト「Project J-deite」の一環として、2015年6月より開発を進めており、BRAVE ROBOTICSが主にハードウエアの設計・製作を担当、アスラテックがロボット制御システム「V-Sido」(ブシドー)によるソフトウエア開発を担当している。
今回、新たに三精テクノロジーズが開発に参画することとなった。3社で2017年中の「J-deite RIDE」完成を目指し、テーマパークや各種イベントへの参加、一般企業のプロモーション活用などによる事業化を図るという。